2016年02月18日

【風魔】ああ聖剣戦争編つくりてえ…

CR風魔の小次郎、色々と資料が出揃ってきた模様。
なんていうのかな、そうじゃねえんだよ。
風魔原作を規定原作として、
それをただ移植してもダメなんだよ。


原作風魔の小次郎は、
僕は極端にいうと失敗作だったと考えている。

前作「リングにかけろ」の、
最後の試合前にたどり着いたテーマ、
「たった一度の出番」に匹敵する、
作品としてのテーマがないからだ。

勿論、打ち切りだったり、車田先生の父上のこともあったりする、
事情は分かる。
だが作品と事情は関係ない。

反乱編は、さっぱりわからない詰まらない話だった。
何のために戦っているのかも分からないまま、
夜叉編のキャラを使い潰すことしか能がなかった、
と僕は考えている。
霧風や小龍は、死ぬ必要があったのか?
そもそも聖剣戦争の結末がよく分からなすぎるではないか。
リンかけでは、
あのカイザーナックルでさえ、
ギリシャの海に眠っていることにして、
うまいこと蹴りをつけていたではないか。

聖剣戦争の輪廻は終わったのか?
武蔵はどこへ行ったのか?
どうして小次郎と竜魔だけが生還できたのか?
白朧剣の閉じ込めた魂は解放されたのか?
そもそもカオスは人間だったのか?
死牙馬やコスモス(仮名)とは何者だったのか?
何も分からないまま、謎ばかり増え、
納得のいかないうちに風魔は終わってしまった。


我々原作ファンは、
そのモヤモヤを、恐らく抱えたまま生きている。

だから、決着をつけたい。


CR風魔の小次郎は、
その思いを何も分かっていない。
聖剣戦争とは何だったかなんて何も考えずに、
FFのバトルの一個みたいな扱いをしている。
邪火麗が黒髪だとかのディテールが気にくわないのは、どうでもいい。
単なる「キャラ扱い」されてるのが、気にくわない。
それは壬生さんも同じだ。
折角ドラマでは人間に格上げしたのに、また氷キャラの一人になっただけだ。

それが、何だか僕の神経を逆撫でしている感じだ。



聖剣戦争編、風魔反乱編の、
微妙だった決着をつけたい。

僕は原作は、聖剣戦争開戦までは、傑作だったと思っている。
その前半戦の出来の、
ラストまで作った物語が見たい。


ドラマ版を作った組織は今はない。
再集結を夢見ることにして、
ネットの片隅で叫んでみる。


(聖剣戦争後、歪んでいった風魔のけりを上手くつけるために、
僕は「雷鳴のザジ」があったのではないかと考える。
学ランバトルもので、抜け忍ものだしね。
丁度、サスケ本編に対して、抜け忍バトルだけを抽出したサスケ外伝があるように。
何が言いたいかというと、ザジを実写化してえ)

あ、勿論柳生暗殺帖再開でもよいです。
posted by おおおかとしひこ at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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