2016年02月22日

写経

どの分野でも、勉強の仕方の基本のひとつ。

先人の優れた動きを、そのままなぞる方法。


スポーツでもそうだろう。
芝居や演奏でもそうだろう。
絵でも模写はやる。
彫刻は知らないが、やるかも知れない。
書道でもやるよね。


小説でもやるらしい。
読む立場からでなく、書く立場からやるんだね。
(とはいえ、完成形の写経よりは、
第一稿、二稿…最終稿を写経したほうが、
本当の書く立場からの写経だけど、
まあ残ってないしね)


CMの世界でも、
キャッチコピーの写経(TCC年鑑一気書きとか)、
企画コンテの写経、
演出コンテの写経、
出来上がったCMからの、演出コンテ起こし直し、
なんて勉強のやり方があるよね。

写経のいいところは、
めちゃくちゃ細かいレベルでの理解が出来ることである。
目で見るのと違い、手で見る、というべきか。


写経は手でやること。タイピングはすすめない。

手の速度で考えることが、
「身につける」ことである。


問題は、脚本が写経できるほど、
実物が転がっていないことだ。
ここに転がっている、
短編シナリオやら、風魔のシナリオやコンテやら、
脚本添削スペシャルやらが、
参考になるかも知れないので検索してください。
posted by おおおかとしひこ at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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