川久保が脇で出てるということで、
シアタークリエに行って参りました。
スターダストさんのお力で、かなりいい席を確保してもらいました、感謝。
大竹しのぶは、最早国の宝といっていい。
今あの役が出来る人は何人いるだろうと思うと、
なんと凄い女優かと。
彼女のフルスペックを生で見るのは初めてなのだけど、
ほんとに凄まじい。
見る幸福とはこのことだ。
特に凄いのはラストの歌。
低く入る所からのあのかけあがりの、振り巾を持ってる女優って、
今いるのかなあ。
このクラスの女優と本気でぶつかれる脚本を、
俺は書かなきゃいけないな、と勇気を貰いました。
定番中の定番「愛の讃歌」も素晴らしかった。
あの歌を売春婦のように歌えるのは、彼女以外にいないんじゃないか?
突然だけど、
売春婦出身でスターダムに上がって行く、
オードリーヘップバーンの「マイフェアレディ」を思い出す。
あのしわがれ声は、喉の使い方があるのかねえ。
なんとなく村井と同じ匂いがしたなあ。
冷静に憑依させてるタイプの女優さんだろう。
タモリの名言に、
「そのトップを見ること(そうすればそのジャンルを永遠に好きでいられる)」
というのがある。
お芝居を初めて見るならば、大竹しのぶの「ピアフ」を見るべきだ。
一生、お芝居が好きでいられるだろう。
あ、川久保も頑張ってるぜ。
特に自転車芝居は、運動神経の良さを十二分に使ってた。
ドイツ兵の役は、もっと遊んでいいと思ったね。
折角ドイツ兵はこうするんだってピアフの振りがあるんだから、
それを天丼してもいいんじゃね?
あとは見てのお楽しみ。
2016年03月10日
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