2016年04月24日

締め切りギリギリで完成させるな

ろくなことないから。


締め切りギリギリで作り上げたものは、
大抵一回も通し読みなどしていない。

本当の完成は、何度も通し読みをして、
スッと読めて、しかも面白いものだ。
そこまで何度も徹底的に推敲すると、
書くより楽しんで読んでる時間が、
圧倒的に長くなる。
いかんいかん、楽しんで読んでしまったわ、
が理想。

なおかつ、時を置いたあとで客観的に読んだもしても、
そうなっていなければならない。
自分の書いた直後の判断は当てにならないからである。


ということで、締め切りギリギリ前に完成なんてのは、
話にならないくらい完成度が低い。

もっと、何度も何度も筆を入れて、練度を上げて完成させよう。



もし、直そうと改めて読み直し、
これは糞作品だと気づくかも知れない。
それが怖くて一度も読み直さないなんてアマチュアもいる。
自分が目をつぶって渡すようなものは、
他人が喜んで共有したくなるものではないぐらい、
客観的に考えればわかるはずだ。

ということで、締め切りギリギリなんてのは、
愚の骨頂である。

余裕を見て執筆、リライトしなければならない。
ギリギリ前に思いついて突貫工事ばかりしてるから、
いつまでたってもあなたの作品は詰まらないのである。
posted by おおおかとしひこ at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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