ろくなことないから。
締め切りギリギリで作り上げたものは、
大抵一回も通し読みなどしていない。
本当の完成は、何度も通し読みをして、
スッと読めて、しかも面白いものだ。
そこまで何度も徹底的に推敲すると、
書くより楽しんで読んでる時間が、
圧倒的に長くなる。
いかんいかん、楽しんで読んでしまったわ、
が理想。
なおかつ、時を置いたあとで客観的に読んだもしても、
そうなっていなければならない。
自分の書いた直後の判断は当てにならないからである。
ということで、締め切りギリギリ前に完成なんてのは、
話にならないくらい完成度が低い。
もっと、何度も何度も筆を入れて、練度を上げて完成させよう。
もし、直そうと改めて読み直し、
これは糞作品だと気づくかも知れない。
それが怖くて一度も読み直さないなんてアマチュアもいる。
自分が目をつぶって渡すようなものは、
他人が喜んで共有したくなるものではないぐらい、
客観的に考えればわかるはずだ。
ということで、締め切りギリギリなんてのは、
愚の骨頂である。
余裕を見て執筆、リライトしなければならない。
ギリギリ前に思いついて突貫工事ばかりしてるから、
いつまでたってもあなたの作品は詰まらないのである。
2016年04月24日
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