事件と解決は決まっている。
第一第二ターニングポイントも、
ミッドポイントも、大体決まった。
しかし、その間に何をしていいか分からない。
よくあるときの対処法。
理想をまず考えよう。
理想は、色々と事件や行動やサブプロットやらが、
てんこ盛りになっていることだ。
どれくらいの数をてんこ盛りにしなければならないかは、
想定している名作を見て、数えてみるのがオススメだ。
尺やジャンルによって変わるので、
平均をとったりしてもいい。
それらのプロットを書き下してみると、
事件また事件、行動また行動、
の隙間に、いつの間にか第一第二ターニングポイントが来ていて、
いつの間にかミッドポイントが来ている、
というみっちり詰まった構造になっていることが分かると思う。
あなたのプロットに何が足りないのか、点検してみよう。
焦点は何か。
それは強い(逼迫している、影響力が大きい)か。
動機は何か。
主人公以外の動機は何か。
それらはどう矛盾し、その矛盾をどう納めるのか。
障害はなにか。
それをどうクリアするのか。
ターニングポイントは。
前の焦点はなぜ次の焦点になるのか。
普通こういう状況になったら、
誰でも思うこと、することは何だろう。
何故主人公はそれをしないのか
(誰かがやったがダメだった、などの付帯状況はあるか)。
そういうものを一つ一つ洗い出していこう。
行動するのは主人公ばかりではない。
味方、敵、その他事件の当事者、関係者、マスコミ、群衆、近所の人、警察、
色々いるはずだ。
それぞれの動機や目的を洗い出そう。
まだ行動も反応もしてない人がいるのなら、
その人について詰めておこう。
今すぐ行動せず、あとあと行動する予定なら、
なぜ今行動しないかも、きちんと理由を作っておこう。
関係者を増やしたり減らしたりしてみよう。
情報が世間に知れたら、マスコミに知れたらどうなるかを想像しよう。
子供に一人目撃された、なんて事件を組み込むのは容易だ。
リアリティーを詰めよう。
それが本当に現実で起こっていたとしたら、
という現実感を考えよう。
飯いつ食うのかとか、風呂や睡眠はどうしてるのか、
なども想像してみよう。
途中で誰かとラインするのかとか、
実家はどうなってるかなどを考えてもいい。
途中で家賃の振り込みに中座する事件が、
リアリティーを機能させることだってあるかも知れない。
昔は早朝の事件を目撃するのは、
新聞配達か牛乳配りと相場が決まっていたが、
今はリアリティーが失われている。
徘徊老人とか、意識高い系のランナーかも知れないね。
リアリティーとは、今っぽさでもある。
こうやって、色んな場面を色んなところから眺めると、
足りない所が見えてきたりするもので、
それを詰めていくと、
新しい場面や行動や事件を、思いつくはずだ。
あとは、それらの連鎖を組んでいくとよい。
サブプロットについても同様。
もちろん、それでもスカスカの所が全部埋まる訳がない。
出来た所だけを見てうんうん唸って、新たに思いついて足せればよし、
そうでなければ、
また同じことをひたすら考えて、
各キャラの身になって目的や行動を整理したりしていけばよい。
最悪、新キャラを登場させる手もある。
増えると話が複雑になるので、
なるべく最小人数でやるほうが話が濃くなる。
しかし濃すぎる時は、薄める人も必要だ。
バランサーキャラ(両極端の二人の価値観に対して、
常識的価値観を持つことで、異常性を際立たせるためのキャラ)はいるだろうか。
誰が誰とのバランサーになっているか。
それでも思いつかなければ、
テーマから逆算することを考える。
テーマを言いたい為には、
逆の愚かな行為とはどんなものかとか。
テーマに近いけど違うことはどんなことかとか。
似ているが違うものを排除することは、
間違った方向に進まない防止策になる。
そうこうするうちに、
逆にもりもり思いついて、
プロットがぎちぎちになることもある。
そうすると、何を削るべきかを考えなければならなくなる。
基準はリアリティーだ。
こういうときこれぐらいしか、人は状況を把握できない、
という範囲内におさめてゆくとよい。
(それを半歩はみ出すと、面白い)
また、各キャラのバックグラウンドを作っておくと、
バックストーリー、つまり目的を最初から持っておくことに利用できる。
展開に詰まったとき、
そういえば俺は昔こういうことをやろうとしていたのだ、
と、現在の(当初とは異なる)状況に、
何か新しい反応ができる可能性がある。
外部の状況を利用してもよい。
同じ日に歴史的な事件が起こる、なんてのは過去ものではよくある。
天気や季節を利用してもよい。
行こうと思ったら土砂降り、なんてのも定番だし、
クリスマスの夜に何かを起こすのも定番だ。
誕生日は更にいつでも使える便利なイベントだ。
いきなり交通事故が起こってもよい。
ネット障害や人身事故もリアルだ。
また、プロットとは別に、
その話のカレンダーを書いてみるのも手である。
何日に渡る話なのか、過去にあった関係すること、
などを書き込んで、時系列を整理してみてもよい。
そうするうちに、書かなければいけないことを、
見つけることができると思う。
2016年05月02日
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