ムッタの訓練編から、ずっと詰まんなかったんだよね。
せりかさん関連、シャロン関連のストーリーラインは良かったんだけど、
(せりかさんの悪口の件は詰まらなかった)
問題の、男たちのドラマが、
ジョーカーとか全然面白くない。
引退したジジイの話とかはちょいちょい面白いんだが。
今まで、リアルタイムで追いかけてきて良かった。
ようやく、ストーリーラインが繋がった。
(以下ネタバレ)
この物語のメインプロットは、
「兄弟が宇宙にいく」であり、
「優秀な弟への、兄のコンプレックス」である。
僕はヒビトの月面事故のとき、
気が狂わんばかりに夢中でモーニングを読んでいた。
あの頃が神だった。
帰還したヒビトがどう立ち直るか、
放置のままだ。
もう一回壊れないと復活しないだろうね。
ロシアの女の子はどうなったんだっけ。
一方、ムッタの周囲はずっと詰まらない。
僕は、この漫画を描いてるのは女性ではないか、
と最近思うようになった。
兄弟の絆が好きなのは、
男より女だったりする。
リアルな男兄弟だと絆があるのが当たり前だから、
特別な題材にならないというか。
(やりちんがモテ漫画を描かないのと同じ原理だ)
せりかさん関連、シャロン関連、
面白いストーリーラインは、全部女がらみ。
男がらみのパートが、全然面白くないんだよなあ。
作者が凄いスケベな男なら、まあいいけど。
(作画の人は、男のようだ)
ヒビトの事故以来、
作者的にはサブプロットを描き、
それらを集大成するつもりで、
月面で全てを集結する予定だったのかも知れない。
一応シャロンのことにも触れたし、
シャロンのラインと、ヒビトのラインを、
今週融合することに、ようやく成功した。
なんとか峡谷の名前で僕はすぐに思い出せなかった。
わだちが谷底へ向かってるのを見て、まさかと思った。
この谷底に、ヒビトのバッテリーが残ってるという展開に、
僕は心震わせた。
これが面白いストーリーというものだ。
面白いストーリーというのは、
面白いストーリーの掛け算になっていくのだよ。
宇宙兄弟は、実写化が鼻についた。
ムッタがイケメンなのに納得がいかない。
アニメは端から興味がなかった。
優秀な弟と、コンプレックスの兄の話にならない限り、
タイトルコンセプトを表せないとずっと思っていた。
原作漫画には、色々無駄が多いし、
オリジナル展開をやろうにも設定がスカスカだし。
で今週。
ようやく本題になってきたようで、
来週以降の冒険と、
帰還後にヒビトと再会する日が、楽しみになってきた。
ファイアパンチの6話はもうどうでもいいわ。(一応みるけど)
ただ。
無理矢理入れてきた太陽フレアといい、
最近のストーリーには無理がある。
バッテリー回収→天文台完成(シャロン死ぬか、治療法見つかる)
→ヒビトがロシアメソッドで復活
→次のミッションだが、二人で参加してほしい
→打ちきりエンド
を、2〜3週でやろうと思えば出来てしまうので、
持ちこたえて欲しいものである。
なんか最近の漫画は、風呂敷を畳みはじめたらすぐ終わるイメージがあるんで。
2016年05月19日
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