相手を作り変える。
自分を作り変えて対応する。
関係性を作り変える。
このみっつしかないよね。
1. 相手を作り変える。
説得する、心を入れ換えさせる、謝らせる、
心を折る、気分を変える、脱落させる、
駆け引きの結果誘導する、追い詰めて感情的にさせる、
洗脳する、欠損させる、心を殺す、
社会的立場を奪う、殺す、逮捕する、一族根絶やし、
運命を変更する、生まれ変わりを禁じる、
などなど。
自分が勝利するには、相手をどうにかする。
2. 自分を作り変えて対応する。
当然、相手も同じことを狙ってくるわけだから、
こちらから上手に出ることもあり得る。
大人の対応をする、柔軟に変えていく、
一時の嘘をつく、ふりをする、
思想や哲学を変える、
記憶を改竄する、
などなど。
3. 関係性を作り変える。
双方とも変わるようにしてしまい、
第三の着地点へ。
痛み分け、ウィンウィン、考えもしなかった結末、
恋愛関係や家族になる、など。
コンフリクト、すなわち二者の衝突は、
物語の基本だ。
ラブストーリーだろうが、ライバルだろうが、
上司と部下だろうが、見知らぬ二人だろうが、
それらの関係が変化することが、
コンフリクトの結末(またはターニングポイント)である。
コンフリクトが発生するのを序盤、
それらが次々に変化してターニングポイントを経ていくのが中盤、
いよいよラストひとつに収束しそうなのが終盤、
というストーリーの見方もあるだろう。
勿論、メイン二人だけではなく、
三人、四人と複雑に関係の糸を作っていってもよい。
一組の関係が変化すれば、自動的にその影響が他の組にあるだろう。
(最も簡単なのは、浮気の三角関係で、どちらかと破局する、
などである)
その関係は、「どうなる」のか。
「どうして」そうなるのか。
それが、ストーリーの大部分であったりするものだ。
2016年06月19日
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