続々と質問が来ており。
質問者以外も参考になってるかな?
自分が答えるつもりで考えてみるのも、勉強になるよ!
ということで、
「ピンチを脱する機転のアイデア」のトレーニング法。
まずやめといた方が良いのは、
同じジャンルで勉強することです。
(ジャンルの基礎を学んだり、先行者を調べるという、
基礎調査ではありますが)
すぐに行き詰まるでしょう。
アイデアの基本は、
別のものと別のものを結びつけることです。
刃が折れるカッターナイフ、オルファ(折る刃から命名)は、
板チョコを見て思いついたというのは、
有名な話です。
カッターナイフや、日本刀や、チェーンソーをいくら眺めていても、
思いつかなかったでしょう。
鮫の歯を見てれば思いついたかな?
これを例にとると、
「切れ目が入ることで折れやすくする」と、
一端抽象化したことが利いてるわけです。
これはチョコでも言えるが、金属の刃でも言えるぞと。
抽象化が核になってるわけですね。
ジョジョなどでは、ミステリーの素養が強いような気がします。
殺人のトリックとかそのへんの応用。
そういうのをスタンドバトルなどに、結びつけている感じですね。
たとえばりょうさんは、マジックに詳しいでしょうか?
引田天功とかデビットカッパーフィールドとか。
そういう人の脱出ネタとかは、
大ピンチの逆転に使えたりするかも。
あるいはカードマジックの何かが使えるかも。
そういう風に、「人を驚かせるやり方」「人を騙すやり方」
などを研究するほうがいいかも知れません。
詐欺のやり方とか、遊園地の設計とかも参考になると思います。
あとはミスリードの技術でしょうね。
ほとんどのテクニックは、ここに集約される気がします。
手品師や詐欺師に弟子入りしたり、
発明家やミステリー作家に弟子入りしたりしてみてはどうでしょう。
その上で、全然違う板チョコからアイデアを結びつけられるかも知れません。
奇想天外なアイデアは僕も憧れますが、
能力というよりは、
そもそもアイデアマンかどうかという、
才能の比重が大きい気がします。
たとえば飲み会で面白い企画を出す
(たとえば今週末はうちの演出部旅行で、
湯沢温泉郷でマス釣りをしにいきます。
釣り経験者なんて殆どいないから楽しそう。
連れたら塩焼きにして、晩の飲み会のつまみになる予定)
ことが出来る人は、人を驚かせるアイデアがそもそも得意だったり。
ストーリーづくり、物語とは違う分野の能力だと思うので、
イベント会社でバイトしてもいいかも知れない。
世の中は、物語以外の分野の方が多いので、
そこに目を向け、調べることですね。
抽象化の利点は、パクっても揉めないこと。
板チョコがオルファに対してパクりだとは言わない。
でも、飴でやったら、ちょっとそれは、と板チョコサイドは言うでしょうね。
全然違うジャンルを掘りましょう。
(そういえば最近、妖怪が人工知能に取り憑く、
なんて俺書いたわ。笑。
妖怪ジャンルを掘っていても永遠にたどり着けないでしょうね)
2016年07月13日
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