あくまで極論だけど、正論。
ほんとうは、全ての創作は発明であるべきだ。
まったく新しい原理で、
まったく新しい視点で、
世界をブランニューにしなければならない。
ところが昨今、全く新しいものに皆乗り気ではない。
それは売れるのか。
それは誰に受けるのか。
それは即完売するのか(在庫を抱えずにすむのか)。
誰が得をするのか。
それは受ける保証があるのか。
真新しい発明が世の中に受け入れられるか、保証などない。
ものすごくいい発明でも衰退することがある。
たとえばベータカムは、スペックはいいのに、政治的にVHSにシェア的に負け、
商売的には失敗と言われている。
スペックはいいのに。
私たちは、高スペックの発明者であるべきだ。
しかし、受け入れられ、ヒットするとは限らない。
発明する才能と、根回しして商売する才能は、相容れないものだと僕は思っている。
僕は、発明はできると思う。
売る才能はあまりない。
従来の枠組みにおさまるものしか、今は皆売ろうとしない。
新しい発明にたいしてみんな臆病である。
(ななめ上の発明ばかりしたシャープは、いまや経営破綻である)
僕は、ドラマ風魔は一代発明だといまだに確信するが、
思ったほどは世間は動いてくれない。
(2.5次元ビジネスの礎のひとつだと思うんだけどなあ。テニプリのほうが貢献してるのかなあ)
まあ、新しい発明だけに、似たようなものが生みにくく、
くり返し仕組みとして儲けるには一代限りかもしれないが。
しかし。
ほんとうに時代を切り開くのは、新しい発明だけだ。
新しい発明をしよう。
従来の分類法にないものをつくろう。
これをどうやって受け止めていいか、困惑するものをつくろう。
しかし引いた目で見たら、それは確かにあるべきだったと思うものをつくろう。
それは、いつか(死後かも)評価されるはずである。
日和って市場を伺うより、僕はそういうオリジナルを作る人を応援したい。
ここの脚本論は、そういう闘う人の役に立ちたいと考えている。
てんぐ探偵が、もうすぐ累積1500PV行く。
一か月アクセスでいけば、想定よりいい成績かな。
認められるのはもう少し先のような気がするので、
気に入った方はしばらくお付き合いくださいませ。
他に一個発明をして、なんとか実現しようと水面下で動いてるのもあるんだけどね。
質問箱には、
アイデアはあるけどどうすればいいか分らない、
なんて複雑な相談も受け付けておりますよ。
状況が詳しく分かれば、相談に乗れると思います。
2016年07月23日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック