>キャラクターの二面性はどういうタイミングで出すのが効果的なんでしょうか。おおまかな法則などあれば教えていただきたいです。
ミスリードとどんでん返しと同じ法則性があることと思います。
Aにまずリードする、
ターニングポイントで、
AだけでなくBという二面性があったことが分かる、
という感じ。
不良で嫌なやつ、と思っていたが、
雨の日に捨て猫を拾っているのを目撃、
などのテンプレで考えれば分かるかと。
小次郎一話の例で言えば、
お調子者でトラブルメーカーぎりぎりの面を描いておく
(初登場の蜂の巣、校門前で乱闘
→目立つな、という縛り
→女装でも活躍)
こと、Aがまず面白く強烈であることが必要です。
で、そうかと思わせておいて意外な一面をターニングポイントにする。
この例での種明かしをしておくと、
蘭子さんが我々の視点と同じになるようにしています。
これらを全て目撃するのは蘭子さん。
(だからちょっと惚れた感じになるんだよね。
と思ったら風呂のぞくし、というドタバタの緩急)
ドラマ風魔は傑作なので、是非最後までご覧ください。
最終回まで堪能したら、
車田先生の原作を手に取ることを薦めます。
JCでも10巻、文庫で4冊、電子もあったかな。
ドラマの夜叉編は、その1/3程度の分量なので。
あの原作をどうやってこういうドラマにしたかは、
ここのブログに超詳しいので、
風魔カテゴリやら、検索などして研究してみてください。
2016年08月05日
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