このブログではハッピーエンドを推奨しているが、
それを書くためにバッドエンドを学ぶべきだ。
(普段バッドエンドばかり書いている人は逆にハッピーエンドを学ぶべきだ)
バッドエンドは、
悪意や人の業や、
恨みや愚かさや、無知や無能や、
純粋ゆえの無能や、
うまくいかない何かによって、
うまくいかない。
それどころか、
トラウマ級の最悪な結末を引き起こし、
救いがなく、
どう解釈していいか分からないエンドになる。
世界に希望を持てず、
地獄を見ることで、
この世はもう少しましだと安心するためにある。
つまりハッピーエンドと真逆である。
ハッピーエンドは、
善意や理性や、
人を思う気持ちや賢さや、知識や知恵や、
清濁合わせ呑む実行力や、
うまくいくべくして、
うまくいく。
それどころか、
永遠に記憶に残る最高の結末を残し、
希望や救いを残し、
解釈のハッキリしたエンドを残す。
世界に希望が満ち、
世界の理想を見ることで、
この世はもう少しましだと安心するためにある。
あなたは、両方書けるだろうか。
ハッピーエンドを書くのがうまい人は、
バッドエンドを書くのもうまいと僕は思う。
逆もしかりだ。
つまりは、物語を組み立てるのがうまいから、
それが出来るのだと思う。
作り方は真逆だが、
対称型をなしていて、
すなわち相似であると僕は思う。
短編でいい。
バッドエンドを試しに作ってみよう。
物凄いバッドエンドを作ることは、
物凄いハッピーエンドを作ることと、
真裏から似ている。
2016年09月24日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック