2016年09月30日

逆に台詞だけで説明してみよう

一方的な説明台詞でもいい、会話形式にしてもいい。

たとえば、雪を見たことない人に、
雪を説明するのを、台詞だけで書いてみたまえ。


象でも、桜でも、女でも、野球でも、魚でもいい。
抽象的に、基本的人権や、美しいという概念でもいい。
とにかくそれを見たことも触ったこともない人に、
それがどういうものであるかを、
台詞だけで説明してみよう。
これは、台詞力を磨くトレーニングである。

辞書的定義を話せばOKか?
それだけでは足りないだろう。
五感の感じを言うだろうか?
それがどう作用するかを言うだろうか?
それがないとどうなるかを言うだろうか?
似たものにたとえるか?
その原理的な部分から入るか、
表面的なことから入るか?

色々な言葉があるだろう。
どれくらいの長さが必要だろう?
なるべく短く書くべきか?
それに我慢してくれるか?

実は一番大事なのは、
魅力的な会話になっているかというところだ。

魅力的な会話がどう書けるかは、それぞれの才能だ。
とにかくその台詞を聞いている間、
それに魅了されなければならない。
説明台詞だから、理解という魅了だろう。
あるいはユーモアやウィットが効いているかも知れない。


絵だけで出来ること、
台詞だけで出来ること、
この二つの極限を学ぶ2セットを紹介してみた。

理想は、これらが極限まで削ぎ落とされて、
効果的に組合わさることである。
posted by おおおかとしひこ at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック