2016年10月13日

ルーティン

イチローの袖まくりなどで有名になった、
スポーツ選手のルーティン。
あることをするとき、癖のようなある動作をしてからだと、
同じことを安定してしやすい方法だ。
運動神経への自己暗示のようなものだ。

さて、これは純粋に頭の仕事と思われる、
シナリオライティングに使えるだろうか?


僕は無意識にそれをやっていると考える。
いつものカフェで書いたり、
同じものを注文したり、
時間帯を決めていたり、
筆記用具を決めていたり、
書ける席と書けない席があったり、
僕の場合はあるのだが、
それはルーティンに近いのかもだ。

それをやったあとには、面白いものが書ける、
という自分なりの法則があるのなら、
それが靴紐を右から結ぶでも、
一回全裸で逆立ちするでも、
あるに越したことはない。
それをやって書けなければ、今日は調子が悪い、
と諦めもつくからである。

僕は、書き物は純粋に頭の仕事だと思ってなくて、
半分ぐらいは体で書いていると思っている。
椅子と相性が悪いと、文のノリも悪いと思う。


で本題。

ルーティンは時々変えてみるべきか?
マンネリは打破すべきか?

たまに変えてみると面白い。
神経の別のところが刺激されるような気がする。
旅先で小説書いたりする人もいる位だからね。

何か書くとき、
いつも通りのやり方と、
いつも通りでないやり方の、
二種類を試してみよう。
いつもの自分味と変わった味の、
二種類が出来やすいと思う。
そしてそれは、
最終的に作者の個性のようなものになると思う。
posted by おおおかとしひこ at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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