イチローの袖まくりなどで有名になった、
スポーツ選手のルーティン。
あることをするとき、癖のようなある動作をしてからだと、
同じことを安定してしやすい方法だ。
運動神経への自己暗示のようなものだ。
さて、これは純粋に頭の仕事と思われる、
シナリオライティングに使えるだろうか?
僕は無意識にそれをやっていると考える。
いつものカフェで書いたり、
同じものを注文したり、
時間帯を決めていたり、
筆記用具を決めていたり、
書ける席と書けない席があったり、
僕の場合はあるのだが、
それはルーティンに近いのかもだ。
それをやったあとには、面白いものが書ける、
という自分なりの法則があるのなら、
それが靴紐を右から結ぶでも、
一回全裸で逆立ちするでも、
あるに越したことはない。
それをやって書けなければ、今日は調子が悪い、
と諦めもつくからである。
僕は、書き物は純粋に頭の仕事だと思ってなくて、
半分ぐらいは体で書いていると思っている。
椅子と相性が悪いと、文のノリも悪いと思う。
で本題。
ルーティンは時々変えてみるべきか?
マンネリは打破すべきか?
たまに変えてみると面白い。
神経の別のところが刺激されるような気がする。
旅先で小説書いたりする人もいる位だからね。
何か書くとき、
いつも通りのやり方と、
いつも通りでないやり方の、
二種類を試してみよう。
いつもの自分味と変わった味の、
二種類が出来やすいと思う。
そしてそれは、
最終的に作者の個性のようなものになると思う。
2016年10月13日
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