2016年11月12日

脚本の練習と心理学2

さらに応用編。


主人公がフットインザドアを使うのではなく、
相手が使ってくる場合。
フットインザドアを知らずに対処する場合と、
知ってて対処する場合。

さらに、三人芝居に発展。
交渉ごとを眺める第三者を入れる。
どちらに味方させてもいい。
これも、フットインザドアを知ってる場合と知らない場合で、
話の流れは変わってくるだろうね。

フットインザドアテクニックを明確に知らないとしても、
「そんな小さな条件からOKさせるということは、
この人は妥協してるのか、それとも何か策があるのか、
ここで恩を売っておくつもりか」
なんて読みを発生させることは可能だ。

話の流れのいつに、
フットインザドアを使うかでも流れは変わる。
序盤、中盤、終盤。

終盤なら、「付き合えないならせめてフェラだけでも」
みたいな敗戦処理になることもあるだろう。


このように、
ひとつの要素を中心に、
様々に場面を書き分ける練習をするのは、
とてもいいことだ。

口説くのにフットインザドアを使うのが、
上手くなるかも知れないし。(笑)
posted by おおおかとしひこ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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