2016年11月20日

回想シーンにおける複数のシーンの書き方

という検索ワードがあったので、解説しておきます。


○時と場所A

○時と場所B(回想)

○時と場所C(回想)

○時と場所D(回想)

○時と場所A(元に戻って)

(元に戻って)表記は必要ではないけど、あったほうが親切です。

そもそもこれほど長い回想シーンは、
現在の話Aが停止するのでそうそうオススメできません。
回想のない、現在のシーンだけのシナリオを書くのがベストです。
勿論話にもよりますけど。


ちなみに短いフラッシュバックならば、

○A

   短く、回想がフラッシュバック。
   Bで、○○している。
   Cで、○○している。
   Dで、○○している。
   回想おわって、
X  「そうだったのか…」

なんて表記でもよいです。
(「パーマネント野ばら」のネタバラシシーンなど)
ひとつひとつが二行以上になりそうなら、
×  ×  ×で区切ったりして見やすくしたほうがいいかも。


ちなみに「タイタニック」などでは、
ほぼ全部に(回想)ってついちゃうので、逆に、

○A

○B(以下すべて回想)

○C

○Z

○現在に戻って、A

なんて表記が分りやすいのではないでしょうか。
posted by おおおかとしひこ at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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