これはおじさん化現象なのか。
「ダークナイト」「インセプション」あたりから、
映像も音楽も進歩していない気がするのだが。
ためしにそれ以前の「スパイダーマン2」の予告を見ていたら、
はるかにドラマティックでオリジナリティーがある気がした。
ハンスジマーは映画音楽を変えたと思うけど、
それ以外が逆に駆逐されてしまったような気すらする。
35ミリフィルムしか撮影機材がなかったから、
カメラ前にバラエティを作ろうとしていた時代と、
撮影機材は豊富になったが、
デジタル仕上げなのでトーンが似通ってしまっている時代と。
僕は前者の方が面白いと思うのだがねえ。
また、脚本理論があまりにも浸透してしまって、
似たような型しか作られていないことも一因かも知れない。
そんなアイデアがあったのか、という驚きを最近味わっていない気もするし。
(「ドント・ブリーズ」(邦題ひどし)は楽しみだなあ)
2016年12月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック