年末のキーボード購入を機に、
QWERTYキーボード(デフォルトのやつ。
左上から順番にQWERTYがあることでそう呼ばれる)を見直し、
自分なりのキー配列を作ることを決意した。
まずはDvorak配列から入ってみる。
でもさ、Dvorakは英語にはいいけど、
日本語の音韻構造とは関係ないよね。
だから日本語入力にはあまり関係ないかな、
というのが僕の結論。
第一、いくらホームポジションに母音があるったって、
左手に5母音バインドされても使いにくいよ。
左右反転すればまだ分かるけど。
僕は右利きだし、ピアニストじゃないから、
五指全部が均等に器用じゃない。
出来れば右手人差し指だけで全部やりたい。
ペンを使うように、人差し指、中指、親指ぐらいでやりたい。
無理なのは分かってるから、左手もそれぐらい使ってもいい。
薬指と小指の出番は極力減らしたい。
大体確定(エンター)や後退(バックスペース)やシフトなどという、
必ず必要なものに、何故小指を使わなければならんのだ。
脚本一本書くのに、何回小指使わすつもりや。
執筆に小指を使う理由はない。
ペンを持っていれば、小指は土台やろ普通。
と、思っている人はどこかにいないかと、
ネットの海をさ迷ってみたら、
いるぞいるぞ。色んな変態配列の開発者たちが。
参考までに、
Dvorak配列とQWERTY配列の、
英語入力と日本語入力(ローマ字)で、
十指の使用頻度を測った表があったので、引用する。
http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/key_freq.htm
QWERTY配列での、左手の酷使が酷い。
河合武士か。ジェットラベンダーか。(古くてすいません)
右手人差し指を、90%ぐらい稼働させたいのだが。
で、様々な変態配列入力方式を見たのだが、
カナ入力はしんどい、ローマ字入力でベストを探りたい、
という結論に達した。
下駄入力も親指シフト(ニコラ配列)も、
おっちゃんが改めて覚えるのはしんどい。
(中学のころPC8001を使っていたので、JISカナなら使えるが、
ブラインドタッチはしんどいなあ)
しかしローマ字入力は、
プログラマー向きの配列は沢山開発されている
(ショートカットや記号入力の変態ぶりは凄い)のだが、
日本語を莫大に入力する配列は開発されていない。
一文字打つのに2ストローク必要なローマ字入力は、
効率が悪いと思われているようだ。
工学的には理解できる。
だけど、50文字に意識を分散するのも、
思考の資源を割かなきゃいけない効率の悪さもあるよね。
私たちは定型文を打つのが目的ではない。
自在なる文章を、考えながら、訂正しながら、
かつ大量に打ちたいのである。
日産数千から一万ごえぐらいには。
注記しておくが、僕のブラインドタッチ
(QWERTY配列、ローマ字入力)は、
情報検定準一級ぐらいのスピードだ。
だけど、スピードをあげるというより、
意識を右手人差し指に集中させたいのだ。
いちいちカーソルやリターンやBSまで右手を動かしにいくのはダメだ。
ということで、大岡式変態配列を開発することにした。
DvorakJというアプリケーションが、
これを実装するのに最適。
この正月休みにバージョン1が出来た。
一ヶ月ぐらい文字うちしてみて、
良ければ公開することにする。
追記:けいならべ配列は、どうやら僕と似たようなことを考えてるみたい。
でも、多分大岡式のほうが優秀。
2017年01月03日
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