2017年01月03日

【PC日記】変態配列

年末のキーボード購入を機に、
QWERTYキーボード(デフォルトのやつ。
左上から順番にQWERTYがあることでそう呼ばれる)を見直し、
自分なりのキー配列を作ることを決意した。

まずはDvorak配列から入ってみる。


でもさ、Dvorakは英語にはいいけど、
日本語の音韻構造とは関係ないよね。
だから日本語入力にはあまり関係ないかな、
というのが僕の結論。
第一、いくらホームポジションに母音があるったって、
左手に5母音バインドされても使いにくいよ。
左右反転すればまだ分かるけど。

僕は右利きだし、ピアニストじゃないから、
五指全部が均等に器用じゃない。
出来れば右手人差し指だけで全部やりたい。
ペンを使うように、人差し指、中指、親指ぐらいでやりたい。
無理なのは分かってるから、左手もそれぐらい使ってもいい。
薬指と小指の出番は極力減らしたい。

大体確定(エンター)や後退(バックスペース)やシフトなどという、
必ず必要なものに、何故小指を使わなければならんのだ。
脚本一本書くのに、何回小指使わすつもりや。
執筆に小指を使う理由はない。
ペンを持っていれば、小指は土台やろ普通。

と、思っている人はどこかにいないかと、
ネットの海をさ迷ってみたら、
いるぞいるぞ。色んな変態配列の開発者たちが。

参考までに、
Dvorak配列とQWERTY配列の、
英語入力と日本語入力(ローマ字)で、
十指の使用頻度を測った表があったので、引用する。
http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/key_freq.htm
QWERTY配列での、左手の酷使が酷い。
河合武士か。ジェットラベンダーか。(古くてすいません)
右手人差し指を、90%ぐらい稼働させたいのだが。


で、様々な変態配列入力方式を見たのだが、
カナ入力はしんどい、ローマ字入力でベストを探りたい、
という結論に達した。

下駄入力も親指シフト(ニコラ配列)も、
おっちゃんが改めて覚えるのはしんどい。
(中学のころPC8001を使っていたので、JISカナなら使えるが、
ブラインドタッチはしんどいなあ)

しかしローマ字入力は、
プログラマー向きの配列は沢山開発されている
(ショートカットや記号入力の変態ぶりは凄い)のだが、
日本語を莫大に入力する配列は開発されていない。
一文字打つのに2ストローク必要なローマ字入力は、
効率が悪いと思われているようだ。
工学的には理解できる。
だけど、50文字に意識を分散するのも、
思考の資源を割かなきゃいけない効率の悪さもあるよね。

私たちは定型文を打つのが目的ではない。
自在なる文章を、考えながら、訂正しながら、
かつ大量に打ちたいのである。
日産数千から一万ごえぐらいには。

注記しておくが、僕のブラインドタッチ
(QWERTY配列、ローマ字入力)は、
情報検定準一級ぐらいのスピードだ。
だけど、スピードをあげるというより、
意識を右手人差し指に集中させたいのだ。
いちいちカーソルやリターンやBSまで右手を動かしにいくのはダメだ。


ということで、大岡式変態配列を開発することにした。
DvorakJというアプリケーションが、
これを実装するのに最適。

この正月休みにバージョン1が出来た。
一ヶ月ぐらい文字うちしてみて、
良ければ公開することにする。


追記:けいならべ配列は、どうやら僕と似たようなことを考えてるみたい。
でも、多分大岡式のほうが優秀。
posted by おおおかとしひこ at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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