リライトの話。
仮面ライダー2号は1号を前提としている。
ウルトラセブンはウルトラマンを前提としている。
バックトゥザフューチャー2は、1を前提としている。
つまり、2というのは1の改良版であり、
初めてそれに触れる人を前提としていない。
2のうち半分は1だ。
仮面ライダー2号は、
謎の組織ショッカーに改造されたり、
変身能力を持っていたり、
必殺技やバイクがあるところは、1号と同じで、
個性の部分が違う。
セブンも、
ウルトラの星から来た巨人が、
格闘や光線で巨大怪獣を倒して、
地球防衛隊を助け、かつその中の一人が実は正体、
というところは初代と同じで、
個性の部分が違う。
BTTF2も、世界設定や事件が同じ場所、
にもう一度いくことになる。
何が言いたいかというと、
これは第二稿と第一稿の関係のことを言っているのだ。
二稿は、一稿を前提としている。
だから、初めてそれを見る人用になってなくて、
大抵は、一稿を見た人が分かるものになっていることが、
とても多いのだ。
だから、改良した気になっていても、
半分は前の原稿前提に、無意識になっている。
「前の原稿前提」に陥らないためには、
どうすればいいか。
2号と1号の関係だと、思い込んでいないかを自分の中でチェックしよう。
2号単独主演で初登場、
と第二稿を思えるかどうかなんだよね。
だから、
理想の二稿と一稿の関係は、
ザクと旧ザクかもね。
一稿はなかったこと。
二稿でちゃんと完成させていきたい。
リライトの困難さは、
それを2号にしてしまいがちなことだ。
ザクにしよう。
グフ(ザク前提の比較)ではないのである。
2017年01月06日
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