あらためてキーボードに向かい合っていて気づいたのだが、
Q段とA段のズレと、
A段とZ段のズレの大きさが違うこと。
なんでか調べてみた。
タイプライターの機械的理由だそうな。
タイプライターは、キーと機械的なハンドル棒が繋がっていたから、
その棒が干渉しないように、
一段目と三段目を同じ横位置には入れられなかった、
というのが理由のようだ。
ねえ。そんな理由でいまだに同様の横ズレを使ってる、
QWERTYキーボードは、バカなんじゃない?
電気の基盤は流石にそこまでずらさなくていいはずだ。
他に合理的理由がない限り、
半分ずつにずらしていいんじゃないの?
80年代にTRONキーボードが開発されていたが、
それがどうだったかまでは分からない。
とにかくそのチャレンジは、
QWERTYの普及の波にさらわれた。
似たような話は映像でもあって、
1秒30フレーム丁度にしときゃ良かったのに、
白黒放送からカラー放送に変わるとき、
色情報の電波帯を使うために、
ドロップフレームといって29.97フレームにしたんだよね。
計算がめんどくさいので、
いまだにCMは30秒を900フレームでつくる。
(ノンドロップ)
HDはデジタル信号なはずなのに、
いまだにドロップ/ノンドロの問題は混在である。
バカなんじゃない?と僕はよくいう。
で、4K8Kでもそうなんだって。
嘘をつくためについた嘘を100年も残すだって?
大学出てる知性とは思えない。
このキーボードのズレ違いに気づいたのは、
左右の手を対称に使いたいと考えたからだ。
ホームポジションからの動きを対称に出来れば、
脊髄反射で打てるのではと思ったのだが、
そうなっていないのに気づき、
その理由に愕然とした次第。
で、色々調べたら、
それを解消するためにこういうブラインドタッチもあるそうな。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/bknk/typist.html
左右対称に、現状で近づける工夫というか。
むしろ古いタイピングの教則本では、
そういうきちんと考えてた人もいたけど、
現代ではそれも曖昧になっていて、
考えの伝承が途切れてるんだなあ。
大岡式キーボード配列は、
現状のキーボードを使うことが前提で、
ニューハードの開発を前提にしていない。
そんな暇がないからね。
ということで、現状のベストを模索せざるを得ない。
すずめ配列、ひばり配列なども研究してみたが、
しっくり来ない。苦悩は続く。
2017年01月08日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック