雑談。
男の好きな話は、変化する話。
女の好きな話は、差異を見つけ続ける話。
女の好きな話は、
そこに浸ることそのものを快楽の目的とする。
変化とかはむしろ邪魔かも知れない。
差異を見つけ続けることが快楽なのだから、
その前提を崩されるのは嫌なのだ。
だから、変わらない世界で、
山も落ちも意味もない(古い意味のヤオイ)、
おしゃべりをし続けるのが好きなのだ。
多くの二次創作における、本来のヤオイとは、
こういうことじゃないかなあと思う。
男の好きな話は、変化する話。
人が死んだり、
成長したり覚醒したり、
グレーなものに白黒つけたり、
旅をしたり、
正体がばれたり、
世界の認識が根底から覆る話(どんでん返し)が、
大好きなんじゃないのかね。
映画や古典的物語論は、
伝統的に男の理論で作られている。
けれど今の邦画は、女子供をメインに作られている。
象徴的なのが真田丸で、
(脚本家三谷幸喜はゲイだから脳内は女だ)
男たちがキャッキャウフフする、
女が好む世界を作っている。
女は女を嫌うので、
だから真田丸は女子供に大人気であった。
苦味を取り除いたシュガーだったからだ。
さて、男たちは映画やドラマから疎外されているのだろうか。
雑談なので、妥当性も結論もないが。
2017年01月08日
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