字しか書いていない脚本120ページよりも、
「○○主演で、○○万部売れてる原作の実写化」の一言で、
製作資金が集まるから。
つまり、資金提供者は、原作も映画も愛していない人だから。
資金提供者は、脚本から最終上がりを想像して、
どうやれば興行を成功させるか、方法論を持っていないから。
僕は、その資金提供者(たち)が、
脚本家や監督と会ってビジネスの話をしないなんて、
あり得ないと思う。
日本にその習慣はない。
映画を分かり、愛する資金提供者は、いないのか。
「分からないものに投資するより、分かるものに投資する」
ことが、現在の惨状を生んだのだ。
2017年01月25日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック