次の展開が、まったく新しいことになることはない。
それもはや、二本書いているのと同じだ。
そうじゃない。
次の展開は、これまでに書いてきたことにヒントがある。
以前言及してたこと。
以前やろうとしたけどやらなかったこと。
以前こうなるだろうなと予測したこと。
こういうものが、
それまで書いてきたことのなかに、
必ずある。
それを使ってないなら、それを利用して次の展開を考えよう。
その通りになる展開でもいいし、
その逆の展開になるでもいい。
もし次の展開でいいものがその場で思いついたら、
それに関係するものを、
それまでのどこかに仕込んでおいて、
次の展開に利用したふりをしておこう。
次の展開が海へ行くとする。
それならば、
以前に海の話をしていたり、
魚の話をしていたり、
波や砂の話をしていたり、
海の家の焼きそばの話をしているかも知れない。
逆に、
山の話や、
狭いところの話や、
湿度の低い話をしていたかも知れない。
「次に海へ行くことが、
それまでの展開から自然に見えて繋がる」
とは、そういうことなのだ。
海へ行く必然。
あとから仕込むと言い訳臭いけど、
それが自然なら誰も気づかない。
逆に次の展開がわからなくなったら、
これまでのことに、必ずヒントが転がっている。
それを利用すればそれだけで、
伏線うめえ、と勘違いすらされるかもね。
2017年02月11日
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