なんなんだよ「ー」。
長音のくせに、なんで0の横にあるんだ。
それマイナスやん。数字記号やん。
日本語の長音はさあ、もっと違うもんやん。
そして遠いやん。
ずっと「ー」が嫌いだった。
コンピュータ用語は最後の「ー」を省略する
(プロセッサ、プリンタ、キャプチャ、デコーダなど)
習慣があるが、
絶対「ー」が打ちにくい場所にあるからだと、
僕は思っている。
ところが昨日の朝、素晴らしい入力方法に気づいたのだ。
そもそも長音は単独で存在しない。
先行する母音を伸ばす形で発音される。
つまり長音は一音ではなく、五音ある。
記法が便宜上の記号なだけで、
五音を一記号で書いているに過ぎない。
ということは、
あー、いー、うー、えー、おー
の五音のキーを作ればいいことになる。
キーボード配列の世界では、
これを五母音の長音拡張なんて言い方をする。
ただ、五キーを新設するのはキー数が足りないので、
特殊な入力を考えなきゃいけない。
最初に思いついたのはダブルクリック
(すばやくAAで「あー」に)だけど、
DvorakJでの効率的実装方法が思い付かなかった。
(全子音に対して定義ファイルを書かなきゃいけなくなる)
ターボとかスーツとか、簡単な長音を簡単に打つ新しい方法。
で昨日思いついたのは、
「その母音と他の母音同時押しで長音」である。
これなら実装がしやすい。
カタナ式は母音が固まってるので、
手を動かさずして入力可能だ。
で、法則覚えるのがめんどくさいんで、
「どの母音二個同時押しでも長音が入力できる」
ようにしてやったぜ。
ターボは、TA(AI同時)BO
スーツは、SU(UO同時、AI、IEなどなど)TUという具合。
(同時押しはなんでもいいから、
前の母音に関係なくなってはいるが、
前の母音がらみの方が打ちやすい)
これがなかなかいいのだ。
右手片手で、母音単音と長音を打ち分けられる。
(しかもこれまでのカタナ式から、
拗音も撥音も右手片手で簡単に打ち分けられる。
つまり右手片手の長音拡張が出来ちゃったわけだ)
ターミネーターとか、サーターアンダギーとか、
ルーシーリューとか、フューチャーとか、
長音が沢山出てきても、全然気持ちよく打てるのである。
さあみんな、カタナ式v3発表を待て!
もしくは勝手に改造しろ!
なんで今まで誰もやってなかったんだ?
これがコロンブスの卵なのか、
俺の無知から生まれた誰もがやってることなのか。
調べた限りでは、ローマ字入力でそこまで詰めた人はいないようだ。
(カナ入力派なら「ー」が頻出文字だと自覚してるので、
それなりに対策してるはずだけど、単文字扱いっぽいんだよなあ)
カタナ式v3、中二っぽく「青い刀」と名づけた。
発表を静かに待て。
2017年02月14日
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