リストレスト。そういう考え方があったのか。
キーボードは、なんとなく傾斜がついている。
こちらから見て立ち上がるように、
手前下がりにだ。
僕は長年それは見やすいからと、
手が打ちやすいからだと直感的に思っていた。
ところが。
キーボードは、「水平または奥下がりがいい」んだそうだ。
衝撃だぜ。
理屈は簡単で、
手首を上に向け続けるのは、
余計な力をかけ続けることだからである。
理想は?
指先、手首、肘が一直線になるように構えること。
あたりまえだが、一番余計な力がいらないわけである。
で、先日三時間ガチ打ちしてまあまあ疲れたのだが、
これはテーブルで打っていたからだと思い出す。
テーブルではどうしてもキーボードの手前下げ傾きに合わせて、
手首を返して上にあげなきゃならない。当たり前の話だけど。
で、実は自宅で打ってる時は、そうじゃないことに気づいたのだ。
俺、自宅では畳の上で胡坐をかき、
膝上でキーボード打ってるんだよ。
で、そのときキーボードは自然と水平か奥下がりになってることを、
自覚してしまったのだ。
自然にそれをやってたんだなあ。
ということで、
リストレストなるものが世の中にある理由に、
ようやく気づいた。
先日エルゴノミクスキーボードを初めて触ったのだが、
気持ちよさの大半はリストレストにあったのかも知れない。
で、結論。
台のようなものでキーボードを水平やや奥下がりでセッティングしたら、
めっちゃ楽。牛革シートにしたら最高。
あとは手首汗だけだな。
世の中のキーボードメーカー、バカじゃねえの?
どうしてこんな欠陥商品ばかり作り続けるの?
暗いと不平をいうよりも、進んで灯りをつけましょう。
台もってこい。とりあえず雑誌で、高さ調整だけしてみろ。
これだけで長時間打ち込みの世界が変わるぞ。
一時間以上触るなら、違いを実感できるかも知れない。
2017年02月15日
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