2017年02月24日

【カタナ式】ブラインドタッチほぼ実戦レベル

みんなどれくらいブラインドタッチが出来るんだろう。
会社で耳をすませば、ずっとカタカタ鳴っている。
話を聞くと、ブラインドタッチが出来る人はほとんどいない。

僕も全然できなかった。
小6ではじめて触ってから三十年以上自己流で、
ずっとキーボードを見ながら打っていた。

ところが。
カタナ式(未発表v4)でブラインドをはじめて、
一週間もたたないうちに、
もうブラインドタッチが出来てるんですよ。
これは一体どういうことだ。俺に何が起こった。


ブラインドタッチが出来ている、
という状態をどう定義するかだけど、
1. ブラインドタッチでもトップスピード(560/10分)維持
2. 不便を感じない程度のスピード(たぶん300から400)
の二つあるとしたら、
僕は今後者である。

カタナ式はブラインドにも強いと確信した。
なぜか?

日本語のよく使うフレーズが、
アルペジオになっているからだ。

それはv3のマニュアルにも書いたこと。
v4はさらに左手アルペジオ率が高くなったので、
とにかく指がスムーズに走りやすいのである。

する、した、それ、それから、そのこと、
思う、思った、だと、これ、この、だから、
知っている、ない、なかった、
などなどの、よく使う日本語のフレーズが、
左手アルペジオで打てるため、
かなりの文章がスムーズにブラインドタッチしやすい。

で、固有名詞とか難しい単語のときだけ、
慎重に打ってスピードが落ちる、
という感じの打鍵になっている。
(今で言えば「固有名詞」の部分)

なんだろ。
小学生レベルの基本語彙が、
ブラインドタッチしやすい配列である、
なんてことを言えるかも知れない。
それは日本語の学習と、ほとんど同じことじゃないか、
と考える次第だ。

そうじゃなく考えるブラインドタッチもある。
ビジネス用語だけを先にブラインドタッチさせる教え方もある。
カタナ式は物語を書くためのブラインドタッチだ。
基本的な語彙とは、
原始的な語彙ということ。
つまり、強い言葉だということ。
強い言葉が速い。
これは大事なことだ。


ローマ字入力は、
日本語を記号化する一種の方便だ。
しかもカタナ式は、
母音部を、五母音+Yんの7キー、
子音部を、主要6キーの、
わずか13キーで93%の日本語が打てる、
というコンパクトさが最大の強みかも知れない。

日本語のかな文字は、50音なんて大嘘で、
単文字では、
15(子音)*5(母音)-4(ワヤ行)+9(促音と捨て文字)=80文字
ある。(外来音をのぞく)
この93%を打つには、40ぐらいは覚えなくちゃならないだろう。
(追記:出現頻度順に上位53字でようやく93%になった。
つまり13字vs53字の圧倒)

それを、7+6のレベルまで記号化出来たわけだ。

ブラインドタッチが楽に習得できる、
というのは、このことが基本にいるからかも知れない。

これはなかなかの発見だと思うので、
次のマニュアルはこれをもっと上手く書こうと思っている。



まさか自分がブラインドタッチで文章をカタカタと書いていく未来。
全くイメージ出来てなかった。

QWERTYがムカつく、不合理だ、
それだけの批判でここまでやって来ただけだ。
(そもそもエンターやBSが遠いんだよ、
という前の糞キーボードへの不満がきっかけではあった)
不思議な感慨である。



二ヶ月かからずに、ブラインドタッチが出来る。
僕が肉体で試して実証しました。
もうQWERTYはいらない。英語打つときだけでいいや。
実質、メールアドレスとパスワードぐらいでしょ。
ショートカットは英字モードでやればいいし。
英語はQWERTYキーボード見ながら打つ、
同じキーボードで日本語はブラインドタッチ。
カタナ式は、そういうスタイルを目指します。


カタナ式をはじめましょう。

あまりにもブラインドタッチが嬉しくて、
今ずっとキーボードに触っていたい。
自転車に乗れて、どこまでも行きたい感じ。
これは新作を書かなくては、だな。

最新版v4(青い刀β)は、来週発表です。
posted by おおおかとしひこ at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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