劇団の練習や、アナウンサーの練習で、
聞いたことがあるかもしれない。
原詩は、
北原白秋の「五十音」という。
全文はぐぐってくれたまえ。
漢字が読めないものが多いが、
原詩は五十音学習用で、
ふりがな前提だったからかも知れない。
「ささげ」とか、都会の子には知らない名詞が入ってて、
思わず調べてしまった。
(酢で食べるのか。食ったことないや)
この詩は滑舌を練習するのに、
役者が大声でやったりするので有名である。
僕も夕方によく大学で聞いたものだ。
ということで、
「音による入力形態」であるところの、
ローマ字入力の練習用にちょうどいいな、
と思った次第だ。
音読しながら打っても、
黙読しながら打ってもいいと思う。
見本ファイルと打ち込み用ファイルのふたつをつくり、
見比べながら打っていくといい。
(暗記してる人はその限りではない)
漢字変換せずに音だけ、つまりひらがなだけで打つと、
自分がどの音を打つのが遅いのか、
だんだん分かってくるよ。
慣れてきたら、単語のかたまりで打つようになってくるのを実感できると思う。
タイプウェルの選ぶ言葉を打つくらいなら、
北原白秋の言葉を打つ方が、
心がましになるというものだ。
田舎のいい絵が浮かぶ、日本語の「音」で打つべき詩だと思った。
とりあえず連続三回打ってみてなかなか心が洗われたので、
おすすめします。
好きなところはナ行と落ちがお祭りなところかな。
実際これで滑舌がよくなるのかは知らない。
しかし自分の苦手な音のあぶり出しには、有用な気がする。
2017年03月13日
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