2017年03月13日

【カタナ式】あめんぼ赤いなあいうえお

劇団の練習や、アナウンサーの練習で、
聞いたことがあるかもしれない。


原詩は、
北原白秋の「五十音」という。
全文はぐぐってくれたまえ。

漢字が読めないものが多いが、
原詩は五十音学習用で、
ふりがな前提だったからかも知れない。
「ささげ」とか、都会の子には知らない名詞が入ってて、
思わず調べてしまった。
(酢で食べるのか。食ったことないや)

この詩は滑舌を練習するのに、
役者が大声でやったりするので有名である。
僕も夕方によく大学で聞いたものだ。


ということで、
「音による入力形態」であるところの、
ローマ字入力の練習用にちょうどいいな、
と思った次第だ。

音読しながら打っても、
黙読しながら打ってもいいと思う。
見本ファイルと打ち込み用ファイルのふたつをつくり、
見比べながら打っていくといい。
(暗記してる人はその限りではない)
漢字変換せずに音だけ、つまりひらがなだけで打つと、
自分がどの音を打つのが遅いのか、
だんだん分かってくるよ。
慣れてきたら、単語のかたまりで打つようになってくるのを実感できると思う。


タイプウェルの選ぶ言葉を打つくらいなら、
北原白秋の言葉を打つ方が、
心がましになるというものだ。

田舎のいい絵が浮かぶ、日本語の「音」で打つべき詩だと思った。

とりあえず連続三回打ってみてなかなか心が洗われたので、
おすすめします。
好きなところはナ行と落ちがお祭りなところかな。


実際これで滑舌がよくなるのかは知らない。
しかし自分の苦手な音のあぶり出しには、有用な気がする。
posted by おおおかとしひこ at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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