2017年03月21日

【カタナ式】押すようにキーボードを打つだって?

キーボード腱鞘炎の予防策を色々調べていて、
とある鍼灸医の見解が、知らなかったことなので書いておく。

日本人は引き切りの文化だから、引く力でキーを押すらしい。
引っ掻く、ほうが実感に近いかも。
人差し指や中指は、絶対そうやってるよね。

対して外人は押し切りの文化なので、
押す力でキーを押すらしいのだ。

で、引き切りの力じゃなくて、押し切りの力で押した方が、
腱鞘炎になりにくいのだという。


キーを引き切りで打つということは、
すなわち、指を曲げる力で打つということ。
押し切りで打つのはその反対で、
指を伸ばす力というか、まっすぐな指を前に押し込んでいく感じだ。

腱鞘炎というのは、
指の曲げ伸ばしのやりすぎのことである。
引き切りだと、
リラックスしてる指→曲げる(この時に打つ)→伸ばす
の動きのため、一回の曲げが発生する。

押し切りだと、
リラックスしてる指→伸ばしながら押し込み、半ばでキー押し→戻る
なので、半回の曲げでいいわけだ。

なるほど。

腱鞘炎気味の人は、参考にしてくれたまえ。
たとえばQWERTYの「e」「w」なんかが分かりやすいかもね。
引き切りだと上から下に指先が円運動するのがわかると思う。
押し切りだとただぶつかってもどってくるみたいな。
移動距離がだいぶ違う。7、8倍?

押し切りはずっと突き指みたいになる可能性もあるので、
いずれかに偏らないほうが手首や指を温存できるかもしれない。



問題は、引き切りの頂点、日本刀を配列名にしてしまったことか。
ううむ。押し切りの代表、ゾーリンゲンには今更ならねえなあ。

このあたりの知見は、次のマニュアルにまとめて反映させたい。
名前変更も、ありうるよ、と。
posted by おおおかとしひこ at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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