2017年04月17日

【カタナ式】6000字/2hの最高記録を出すも、俺氏の右小指を痛める

カタナ式v5は、これまでの最高記録を出した。
考えながら書いて、500字/10分のペースを維持しながら、
(これはこれまで僕のトップスピードだった、
手書きの430を大幅に上回る)
かつ二時間の長時間打鍵を成功させた。

改行を含まない純粋文字数であるから、
原稿用紙換算なら1.2倍程度に増えるので、
18枚を2時間で書いた計算である。

前記事の「夜は短し」の脚本的解説だ。
物凄く集中して、
頭のなかにある渦を全部出そうとした、
モチベーションの高さもあったかも知れない。
実用的万年筆としてのカタナ式の大勝利に思えた。

しかしこのスピードは、翌日右の小指に来ることが分かった。
平たく言うと、小指いてえ。

カタナ式v5"裸足の絡み"は、
ネーミングの意図通り、
左手部の改良がなされたものである。

逆に言うと、右手部は変わっていない。
(翼ホームポジションを導入した、
v2から据え置きである)

右小指の担当は、「ん」及びシフトで「ー」だ。
そんなに打った記憶がない。
二つ目の「ん」を新設したのも、
右小指の負担を減らすためであった。
これでも、まだ右小指が痛い。

考えられることは、
右小指のホームポジションが不自然な位置なことだ。
一つ離れ小島になっているのは、
「えん」「いん」の運指を楽にする意図であった。
しかし、長期的にはこの配置で痛めるのだとしたら。

多分カタナ式の使い手の中で、
僕が一番速いだろうから、
まだこの問題にたどり着いた人はいないだろう。

ということで、
早々にv6への改造を余儀なくされることとなった。


アイデアは、
1. 右小指の「ん」の位置を中段にする、または一個左に
2. 小指「ん」のシフト「ー」をやめることで負担を減らす
(長音は左手部にも増えたので)

であるが、対症療法的な場当たり感が否めない。


そこで今朝思いついた抜本的改革。
「薬指、小指を使わない配列とする」。
なんだって?

先日上げた記事の通り、
僕は薬指小指が不器用だ。
(人差し指中指が発達している、と相対的に言うことも出来る)
だから、いっそ使わねえぞ宣言。


実はこんな簡単なことで、
カタナ式v5を改造することで達成できる。

左手部:
上段TK同時押しで「ー」
中段RK同時押しでM
下段HN同時押しでW

右手部:
上段IE同時押しで「ん」
中段AU同時押しでY

にすればよい。
人差し指中指同時押しで、薬指小指担当を肩代わりする。

これで、左右人差し指中指しか使わない、
日本語配列が実装できることになる。


しかしよく考えるとEは右薬指なので、
厳密には5本指配列である。
これと濁音シフトと変換のスペースキーを押す親指を含めて
(左右の親指を一本扱いして)、
v6"六本指"
とするアイデアだ。

1、2を採用しなければ、
実はv5の完全アッパーコンパチなので、
すぐにでも実装可能である。


ということで、
右小指を大切にしつつ、
v6への改造を始めることにした。

薬指小指を使わなくていい、
(スピードが欲しいときは使ってもよい)
というのはなかなかに魅力的で、
カナ配列よりも大きな利点のような気がしている。

6000字/2hなんて、ちんけなこと言ってないで、
1万/日ぐらいのペースを目指したい。
そうでなきゃ小説使用には耐えられないぜ。

脚本スタイルでは、僕は人が一日に書ける限界は、
1万字程度(6時間ぐらいで)だと見積もっている。
多作の人はもっとかも知れない。



あと、僕は夢中になると打鍵が強くなる傾向にある。
ッターン!の気持ちだ。
柔らかく打つ癖をつけなきゃなあ。
強く打てる奴はいるが、弱く打てる奴は少ない、
という「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」の、
じいさんドラマーの言葉が忘れられない。
posted by おおおかとしひこ at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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