ようやく自分にとってのデジタル文房具が整ってきたので、
他人はどうなのだろうと調べてみる。
僕はどう考えても、一日6000字あたりが限界だと思う。
しかし世の中には化け物もいるね。
西尾維新は20000/day。
森博嗣は6000/h。(ただし一日にこれだけしか書かないらしい)
ここら辺は化け物代表。
ライターの平均的な数字は、2000/hだそうです。
意外といけるな。
一日に書ける文章量は、
どうやら生まれつきのものに近いらしく、
増えたり減ったり鍛えたりできないらしい。
質のばらつきとか、そういうものを抜きにして考えてはいるだろうが。
僕は今までの経験から、
最高でも30枚/dayだと言って来た。
12000/day。
しかし、「次の日も使い物になる」という条件なら、
5000とか6000が限界だと思う。
それでも15分ぶん、つまり1ロール分書くことになり、
これはハイペースだと考える。
このペースで書けば二時間の脚本は8営業日で出来る計算だけど、
その前の構想にもっとかかるし、
そのあとの直しにももっとかかる。
執筆自体は、脚本の中で、
たいした出来事じゃない。
それ以前に何を考えたか、
それ以後に何を考えたか、
のほうがはるかに重要だと僕は考えている。
つまり、脚本家の人生は、
知らない人がイメージするような、
「原稿用紙やパソコンの前でうんうん唸っている」のではなく、
ごろごろしながらや、散歩しながら考えていたり、
出来上がった原稿に赤を入れ続けたり、
資料を読み込んでいる時間のほうが、
はるかに長い。
一日何千字書こうが、たいした違いじゃない。
けど、タイピングスピードが上がれば、
毎度気になることだよね。
2017年04月19日
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