2017年05月04日

【カタナ式】机も肘掛けも、キーボードには高すぎるのさ

富士通の提言を信用する限り、
オフィスの机は、あと10センチは下げたほうがいい。
椅子の肘掛けもだ。


上腕を垂直に立てて、
前腕を水平につき出したものが、
タイピングにベストの姿勢だそうだ。
これは富士通の専売特許でもなんでもなく、
色々な人間工学的見解が似たようなことを言っている。

つまり、
汽車汽車しゅっぽしゅっぽ、
小さく前へならえ、
の体勢がベストだと。
思ったよりキーボードが近いね。
腹の前で打つような感覚か。
武術的には、丹田意識があればなんとかなりそうだ。


じゃあ、
まず肘掛けは高すぎるよね。
ここに肘を置いて、水平に前腕を出せるのは、
かなり背が高いやつだろうね。
肘掛けを、休むための肘おきに使うのではなく、
積極的にタイピングの姿勢を作るためのものと考えるならばだ。

で、そのまま水平のところにキーボードがあるには、
オフィスの机は、あと10センチぐらい下げなきゃ成立しないじゃない。


ちなみに、
体側から小さく前へならえをすると、
人差し指はホームポジションfjからは、
ずいぶん横に開く。
つまり、不自然にハの字に手をすぼめるか、
開いたまま使えるエルゴノミックキーボードを買うしかない。

僕はそれらをかわす、いいアイデアを今日思いついた。
膝上スタイルの発展形だ。
しばらく使ってみて、よければまた発表する。


日本のオフィスは、いつからタイピングを間違えたのか?
こんなにタイピングに無知な形をしてるくせに、
メールで指示とかするんだぜ。
バカじゃねえの、日本の会社。

日本がダメになったのは、
真面目にオフィスデザインが、
タイピングに向いてないからかも知れないぞ。
(ちなみにオフィス机の高さ70-73センチの基準が決まったのは、
手書きで書類を作ったり判子を押したり、
物理的に切り張りをしていた、70年代だという。
現代の日本の会社は、全員バカじゃねえの?
ここ20年くらいのペーパーレスとかIT化って、
全部失敗なんじゃね?)


富士通は親指シフト本家の意地か、
そういうことを優しく教えてくれるHPを親切にもつくっている。
しかし、そこにリーチしない限り誰も読まないのは、
リンクの時代になって明らかだ。

そもそも親指シフトは、
沢山の日本語が書かれることで、
創作の文章が沢山世に溢れることが期待されたかららしい。
しかし意図と違って、
人々は創作文なんて書かずに、
ワープロの一般的な用途は年賀状だったそうな。

発明ってなんなんだろうね。
posted by おおおかとしひこ at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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