富士通の提言を信用する限り、
オフィスの机は、あと10センチは下げたほうがいい。
椅子の肘掛けもだ。
上腕を垂直に立てて、
前腕を水平につき出したものが、
タイピングにベストの姿勢だそうだ。
これは富士通の専売特許でもなんでもなく、
色々な人間工学的見解が似たようなことを言っている。
つまり、
汽車汽車しゅっぽしゅっぽ、
小さく前へならえ、
の体勢がベストだと。
思ったよりキーボードが近いね。
腹の前で打つような感覚か。
武術的には、丹田意識があればなんとかなりそうだ。
じゃあ、
まず肘掛けは高すぎるよね。
ここに肘を置いて、水平に前腕を出せるのは、
かなり背が高いやつだろうね。
肘掛けを、休むための肘おきに使うのではなく、
積極的にタイピングの姿勢を作るためのものと考えるならばだ。
で、そのまま水平のところにキーボードがあるには、
オフィスの机は、あと10センチぐらい下げなきゃ成立しないじゃない。
ちなみに、
体側から小さく前へならえをすると、
人差し指はホームポジションfjからは、
ずいぶん横に開く。
つまり、不自然にハの字に手をすぼめるか、
開いたまま使えるエルゴノミックキーボードを買うしかない。
僕はそれらをかわす、いいアイデアを今日思いついた。
膝上スタイルの発展形だ。
しばらく使ってみて、よければまた発表する。
日本のオフィスは、いつからタイピングを間違えたのか?
こんなにタイピングに無知な形をしてるくせに、
メールで指示とかするんだぜ。
バカじゃねえの、日本の会社。
日本がダメになったのは、
真面目にオフィスデザインが、
タイピングに向いてないからかも知れないぞ。
(ちなみにオフィス机の高さ70-73センチの基準が決まったのは、
手書きで書類を作ったり判子を押したり、
物理的に切り張りをしていた、70年代だという。
現代の日本の会社は、全員バカじゃねえの?
ここ20年くらいのペーパーレスとかIT化って、
全部失敗なんじゃね?)
富士通は親指シフト本家の意地か、
そういうことを優しく教えてくれるHPを親切にもつくっている。
しかし、そこにリーチしない限り誰も読まないのは、
リンクの時代になって明らかだ。
そもそも親指シフトは、
沢山の日本語が書かれることで、
創作の文章が沢山世に溢れることが期待されたかららしい。
しかし意図と違って、
人々は創作文なんて書かずに、
ワープロの一般的な用途は年賀状だったそうな。
発明ってなんなんだろうね。
2017年05月04日
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