2017年05月12日

【カタナ式】指の戦闘力測定

各指の器用さを測定する「反復縦跳び法」を考案、
実際に測定してみた。


測定法(反復縦跳び法):

標準運指ホームポジションに構えたまま、単独の指だけを動かす。
上中下中上の打鍵を一往復として、10往復のタイムを測定。
(左小指なら、QAZAQを一往復)

他の指は軽くホームポジションにつけておく。
離したらダメ。他の指がつられて押しちゃってもダメ。
(薬指は結構つらい。やりすぎ注意)

人差し指は担当列が二列あるので、
二列ぶん測定。


測定の目的:

そもそもの、8本指の器用さのバラツキを測定すること。
タイムの逆数を取ればスピードが出る。
右人差し指を100として相対数字で出すと、
自分の指がどれくらい器用さにおいてバラツキがあるか、
数字で出せる。


大岡の測定結果:

左手小指から、ホームポジション順に右にならべる:

46 43 50 80 76/76 100 74 62 64


多分どの人にもある傾向:

人差し指が一番器用。
中指は次善だが、
(打ちにくいと言われる)人差し指内側列と同じくらい。
薬指小指はそれに比べて大きく劣る。
小指は薬指より僅かに器用。
右手(利き手)が左手より器用。

大岡の傾向:

右手は全部ギリ合格(60をラインとして)。
左手は人差し指以外落第。
右手の各指は、左手の対応する各指より、どれもおおむね1.5倍速い。
左手中指のスコアが思ったより低い。
一番遅い左薬指と、一番速い右人差し指は、実に2.3倍の開き。



ああ。自分がブラインドタッチが出来なかった理由が、
はっきりわかりました。
こんなにバラツキがあるのなら、
8指を均等に使えるはずがない。

左右で1.5倍リズムがずれたら、合う音楽などない。
左手に合わせれば右手が退屈だし、
右手に合わせれば左手が泣く。
どちらにしても辛い。

左薬指で一回打鍵するよりも、
右人差し指を移動させたほうが速いかも知れないぐらい。
(実際、QWERTYでは左薬指を使わず、中指か人差し指だった)
QWERTYの左手小指の痛みは、
自分のスピード意識(右人差し指基準)の4割の指が、
最頻度Aに酷使された結果と。


後天的にここから苦手指をトレーニングして、
どこまで伸びるんですかね。
左薬指を2.3倍速くしないとダメなんですかね。
頭が配置を覚えても指がついてこなきゃあ、
ブラインドタッチも糞もねえし、
逆に頭は指示を出してるのに指が4割のパフォーマンスなら、
ストレスしか積もらないわけで。


僕にはピアノが弾けなさそうだ。
自分のキーボードへの苦手意識が数値化されて、
物凄く納得がいきました。

どんな優秀な配列だって、
使いこなす指が貧弱なら使えるはずがない。
色々な人の打鍵動画を見ても、
みんな8本の指がちゃんと動いてて、
羨ましいなあと思ってたんです。
「打鍵の才能」が8指を(ある程度)器用に使えることだとすると、
僕にはないと、はっきりわかりました。

たとえば新下駄配列は知れば知るほど優秀で、
覚えてみたいんだけど、
薬指小指が無理そうです。



しかし左中指の低さが意外だなあ。
そこにカタナ式改良の余地があるかもしれないな。

みなさんはどうでしょう、指の戦闘力。
似たような分布なのか、全然違うのか、
ピアノ経験者で違うのか、
絵描きは違うのか(僕は絵描きの指の戦闘力だと自分で思っている)、
色々知りたいものです。
posted by おおおかとしひこ at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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