腱鞘炎の基礎知識。
腱鞘炎になると、人間の体は、
それを他のところでかばおうとする。
手の指を痛めたら、
前腕でカバーしようとする。
前腕を痛めたら、上腕や肩で、カバーしようとする。
僕が腱鞘炎が酷いときは、上腕三等筋、
いわゆる肩の筋肉までびりびり傷んだ。
肘裏から二の腕の中の筋まで、吊るような痛みが走る。
ああ、筋や体は繋がっているのだねと。
(ちなみに肩凝りが酷いときは、
頭の筋まで固まっていることが多いので、
頭皮マッサージが効果的である。
肩を頭皮の筋までがカバーしようとしているのだ)
さらに気づいたのは、
足の柔軟をやると、腕の腱鞘炎が楽になることだ。
まだ自覚症状まで至っていないが、
おそらく腕を足がかばっているんだろう。
ということで、柔軟をやろう。
足や股まで柔らかくしておこう。
「からだの柔らかい人は怪我をしにくい」という経験則は、
どこかが痛んでもどこかがカバーする、
そのキャパが広いってことのような気がする。
指で打つのではない。
体全体が連動してるんだね。
2017年05月13日
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