2017年05月14日

前腕腱鞘炎の治療は、腕を上げろ

職業病との付き合いかた。

あまりにも物理的な治し方を知って、
目から鱗なので共有しよう。


指の腱鞘炎は広がる。
前腕部や上腕にまで。
繋がった筋が連動してかばい合うからだ。

筋が傷んだがため、
こわばっているのが腱鞘炎の正体である。
こわばることで負荷に耐えようとするわけだ。
これは対負荷用の準備としては正しいが、
血液やリンパも滞るという副作用もある。

傷んだ筋は、白血球やなんならが修復する。
その死骸や乳酸などが、
腕の中で渋滞してしまいがちになる。

腱鞘炎のストレッチやマッサージは、
要するにこの渋滞を緩和し、
さっさと静脈から心臓に戻すことをするわけである。
(風呂上がりの血管開いてるときにやらないと、
血管痛めるよ)


で本題。

腕を上げろ。

つまり、物理的に血液を心臓に戻すのである。


痛みが酷いときは、
前腕部が赤黒くなることがある。
白血球の死骸や老廃物が詰まって、渋滞しているのが、
肌の色にも出るわけだ。

このとき両手を上げると効く。
手の色は白くなる。悪血が抜けるわけだ。
肘から上腕、肩、胸と、
順番に悪血が移動するのが、酷いときはわかるよ。
痛いのが移動する。
胸辺りで拡散し、どこかに吸収されることまでわかる。
あとは動脈が、新鮮な血を腕に補充する。
とにかく新鮮な血を回すんだ。


一日何回かやっとくだけで、
前腕部の鈍い痛みは引いていく。
新鮮な血を患部へ。
救援物資は、現場に届かなきゃ意味がない。

血液は重力に負ける。
めっちゃ物理。


血管が開いてる風呂上がりは、特に自覚しやすい。
風呂上がりは毛細血管も開くから、
救援物資は奥まで届く。

血液がドロドロならダメだろうね。
玉ねぎとルチン多目に採っとけよ!
posted by おおおかとしひこ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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