2017年05月20日

カタナ式v7、590字/10分

先日は考えながら書いて、日本語6000字/2時間、
平均500字/10分という長時間高速打鍵を記録したカタナ式v5
(ただし小指が痛くなった)ですが、
まもなく発表のカタナ式v7で二時間ほど打ってみました。

「原稿を写す」行為で、103分で6081字。
平均590字/10分。
(もちろん、日本語としてなので、漢字カナ混じりの文字数です)


タイピングには瞬間速度と巡航速度というものがあり、
準一級は600字/10分だけど、
これは10分限定の瞬間風速の話。
世の中にあるタイピング速度の競いあいも、何時間単位もやらない。

カタナ式は脚本や小説を、長時間執筆するための配列。
それで準一級クラスの巡航速度で100分打てれば、
十分な成績だといえます。

またv7では、
腱鞘炎を防ぐ為の「ただしいタイピング姿勢」というのを定義。
(膝上、奥チルト、前滑りなどを総合的にまとめたもの)

今回はきちんと守りながら打ったので、
腱鞘炎はひどくならかった、
という素晴らしい成果もつけくわえておきます。
妖刀は、正しく持てば正統派だった。

(ただ、8時間とかの耐久はまだ未知数。
そうでないと「プロ用」とは言えないだろうねえ)


自分のやって来たことは間違いではなかったと、胸を張って言えます。
さらば糞QWERTY。お前の出番はもうない。



あとはカナ配列との比較ですかね。
飛鳥、蜂蜜小梅、新下駄、月、ニコラあたりを
比較して論じられるといいんですが、
(特に飛鳥は指の連携がいいらしく、
カタナ式と設計思想が似ている)
カナには手を出せそうもない。

ただし習熟すれば、
速度自体はローマ字とカナ入力は、
大体同じになるという経験則があるそうです。
ただし打鍵数は1:1.7の開きなので、
カナ配列の方が「1.7倍手が楽」という結論らしい。

しかしカタナ式v7は、
先ほどの記事でもふれたとおり、
アルペジオ率2/3という快楽配列。
だから、手が楽かどうかでいうと、
カナ配列とあんまり変わらないんじゃないか、
と暴論してみる。

触れてみるだけじゃなく、
習熟しないと結論だせないのが辛いところ。
ペンの試し書きとは、わけが違うからなあ。



今、マニュアルをまとめ中です。
左6、右7のキーしか使わない、
子供でも老人でも覚えられる、
日本語入力の革命にマジなるかも知れない、カタナ式v7。
少々お待ちを。
posted by おおおかとしひこ at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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