2017年05月20日

ストーリーをつくる順番(暫定)

今後も変わるかも知れないし、
唯一解とは思えないけど、仮説的に。


1. 面白げなシチュエーション
2. 主人公の動機と目的
3. コンフリクト
4. クライマックス
5. エンドとテーマ
6. サブキャラやサブプロットやサブテーマ
7. 各キャラクターの位置付けやキャラだて
8. 中盤の見せ場やどんでん返し
9. アイテムや表現やファッション
10. 全体のトーン&マナー
11. アートディレクションや音楽や配役イメージ

で。
なんのためにこれを書いたかというと。

「(素人が見る)企画書は、11から1の順に書くといい」
ということを言おうとしている。



脚本を書く前に企画書を書くなんて、
僕はナンセンスだと思っている。

企画書は、ストーリーを作り、
脚本を書きおえたあとに、作ればいいと思う。

だけど、今の製作委員会システムでは、
企画書を先に作り、あとで脚本を書く。
だからくそ脚本ばかりなのだ、
ということを言いたい。


1. キャラから作る
1. 世界観から作る
1. 人間関係から作る
1. テーマから作る

という初手はどれも間違っていることは、
これまでも議論してきた。

1. デザインやファッションや音楽から作る
つまり、ガワから作るのも間違いだ。


ということで。
今の映画がやばいのは、
企画書というくそみたいなもののせいだ。
何故なら、企画書は素人向けで、
つまりは脚本を読めない人向けで、
つまりは脚本を軽視する人向けだからである。
posted by おおおかとしひこ at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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