2017年06月03日

日本語入力方式の概観

カタナ式のマニュアルに収録するつもりでつくってみた表が、
なかなか興味深いので、脚本論にも貼っておく。


日本語入力の概観.pdf

各入力方式の評価は、僕の独断と偏見。
各方式の系統図は、
派生関係というよりも考え方の影響関係を意味している。

登場年は僕の調べた範囲なので、間違っているかもしれない。
歴史的経緯もそこまで詳しくない。
詳しい方指摘して下さい。


以前、
三菱の鉛筆は柔らかいので人を描くのに向いていて、
ステッドラーの鉛筆は硬いので建物を描くのに向いている、
なんて話をした。

文体や内容も、
筆記用具に影響を受けると僕は考えている。

フリックで書くのは、
くだけた、日常的で、キレの良い、短い言葉のことが多い。
SNSはフリック入力とともに発展したと考えられる。
QWERTYのままだったら、メールやラインやツイッターは、
mixiのままだったと思う。

ブロガーやライターに親指シフターが多いのは、
単純な文字効率だろうか?
文体や内容にも影響しているとおもうぞ。


ということで、もうすぐ発表のカタナ式は優秀だ。
優秀なものが普及するとは、必ずしも限らないが。
posted by おおおかとしひこ at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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