2017年06月22日

【カタナ式】配列を変えたときに起こること

配列を変えたときに、
初期に(数日から二週間ぐらい)起こること
については、カタナ式v5やその前のマニュアルに詳しく書いたかと思う。

配列に慣れてきて、実用化できてきて、
そのあとに起こること。


それは、
打ったことのある言葉と、
打ったことのない言葉の差が、
激しくなることである。

その配列で初めて打つ言葉は、ほんとうにぎこちない。
ある程度その配列に慣れていたとしても、
初めてその配列に触れたときぐらいに、
ぎこちなくしか打てない。

使い慣れた配列(多くの人には、
QWERTYローマ字またはフリック)で良いので、
「ツェツェ蝿」と打ってみたまえ。
自分の名前ほど、滑らかには打てないだろうね。

つまりそれは、
漢字ドリルみたいなこと。
書いたことのある漢字は書けるが、
書いたことのない漢字は書けない、
みたいなことが、
配列を変えたときに頻発するのだ。


使い慣れた配列は長年使っているから、
書いたことのある漢字はたくさんある。
使い始めた配列は、
書いたことのある漢字がまだあまりない。
そんなイメージだ。
だから前の配列に戻りたくなってしまうが、
それはただ経験が豊富なだけだと理解しよう。

初めて打つ言葉に出会ったら、
漢字ドリルのように、その場で書き取り練習をすればいいだけのことだ。
ツェツェ蝿は流石に一生であと何回打つか程度の単語だが、
ここで30回ぐらい打っておけば、
いつかツェッペリンやツァーリボンバーが出てきても、
詰まることなく打てる可能性が高まる。
そのことばそのものだけでなく、
類推で打てるようになるはずだ。
この類推(指による類推)が出来るレベルにまでは、
慣れる必要があるのだ。


新しい配列は、新しい単語帳に似ている。
なるたけ多くの言葉を打つと良い。
文章の長さよりも、バラエティーを重視したほうがいいと思う。
その上で初めて出会う言葉をコツコツ書き取りしていくと、
そのうち運指が滑らかになっていく。

運指は運動記憶なので、
反復練習が一番だったりする。
毎日一万本シュート練習みたいなことだ。
(今のところ、一日6000字以上書くと、
腱鞘炎予備軍くらいのダメージが蓄積される感じだ。
それ以上はストレッチ必須)
posted by おおおかとしひこ at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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