2017年06月22日

【カタナ式】678字/10分

前記事のオーディションの話は創作打鍵である。
思ったものを書いていく。
38分で2579字、678字/10分のレコードを出したので記録しておく。
(ワープロ検定的には、700字/10分の一級がみえてきた)


配列の世界では、分速で測るやりかたもある。
カタナ式は創作打鍵で分速68字ということだ。
秒速1.13字。漢字とか考えたら結構な打鍵数かもしれない。
原稿用紙一枚を400秒で埋められるぐらいには、
打っていけるというペースである。
速いのか遅いのかは分からない。

ちなみに飛鳥配列でのコピー打鍵
(すでにある文章を写す。配列界隈ではポピュラーな、
日本国憲法前文)で、
最高記録が分速168字だそうです。
一週間かけて何度もやり、
暗記レベルでの限界高速タイピングだそう。
(カナ入力最速ではないかと僕が考えている、
新下駄配列は、もっと速いと予測している)


これはすごい差かを考えてみる。
脚本一本このペースが保てたとして、
飛鳥286分、カタナ706分でうち切れる。
4時間程度の差が生じる。
しかしこんなの、脚本一本考えるものすごい時間
(一か月や半年)の分量にくらべれば、
微々たる損失だなあ。
逆に言えば映画脚本なんて、
半日打ってれば写すだけならできる分量ということ。
長い小説ならその差は効いてくるかも知れないが、
それを考える時間のほうも、はるかに長いだろうし。



じゃ、QWERTYでも別にええやん。
たしかに。
でも、QWERTYよりよほど合理的で、打ってて小気味のいい、
快速な配列だと思いますよ。

めざせ700。
このときにようやく、
手書きを超えたなにかが生まれるのかも知れない。
(じつのところ、創作打鍵のほうが自分の言葉だから、
他人の言葉を写すコピー打鍵よりも速くなるのではないか、
という仮説を立てている)


実際、配列のよしあしは、触ってて気持ちいいかどうか、
自分の力の方向にちゃんと威力が出るか、
だと思うのです。
それって、要するに文房具を選ぶことと同じ基準ということだよね。

だから、各配列を試し打ちできるような、
文房具の試し書きコーナーのようなものを、
どこかに作れるといいと思うんだよなあ。

QWERTYローマ字、
JISカナ入力、
フリック入力、
親指シフト(ニコラ配列カナ入力)
以外にも、日本語の入力のしかたがあること、
それは文房具を選ぶように選んでいいという考えかたを、
もっと普及させてもいいと思うのです。
posted by おおおかとしひこ at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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