2017年06月26日

【カタナ式】前滑りを机の上でやるための試案

高速カタナ式独特の「前滑り」(マニュアル参照)を実現するには、
膝上にキーボードを置くのがいい。
でもそれだけだとそのうち疲れてくる。
たとえば二時間はしんどい。
机の上でこれを実現する方法はないのか。

今のところの暫定案は、
左右の手を非対称の高さにする置き方だ。


色々試した結果、
1. キーボード(hhkb)は、ゴム板二枚(5ミリ高)を手前にかまして、
奥チルト(ほぼ水平)状態をつくる。
2. 右手首は机の上にベタ付け。
3. 左手首のみ、マウス用のリストレストの上に。

つまり左右手首の置く高さを変える、
左右非対称高が、現状一番ましみたい。

カタナ式のスペースキーの濁音シフトは左手親指推奨で、
かつ右親指は使わないのでなるべくキー面に近い方が前滑りしやすく、
ということは右手フラット、
左手は(やむなく)右手より上面に、
という要求を実現するには、これしかない感じ。


リストレストで左右同じ高さでやっていたのだが、
左手の外側へのひねりが、とても痛くなった。
それは、キーボードのキーは、
縦が左に傾いているからだ。
右手にとっては左傾きは気持ちいいが、
左手にとっては左傾きは痛いのである。

これを防ぐため、エルゴノミクスキーボードでは、
キー配置を格子状にしたり、
ハの字にしたりしていることが多い。
でも「ふつうの」レイアウトのキーボードを使う以上、
この「左手を外へひねらなきゃいけない問題」
は回避できない。

おそらく、この問題に至る人は、
一日一万字ぐらい打鍵する人だけかも。

僕は執筆と、研究のための試し打ちを含めるので、
最近毎日一万字ごえで、
それで左手首が痛いのだ。
以前とは別の腱鞘炎にかかりそうである。


一日5000字から7000字ぐらいまでなら、
大きめのパームレスト用の板で、
奥チルトとパームレストを兼ねるという、前に紹介したやり方でいける。

一日一万字クラスになると、
さらに今回のようにしないとキツイ。


ちなみに日本語一万字の、
左手の打鍵負担を計算してみる。

漢字含有率2割として、
漢字一文字に二音として、12000カナ。
ローマ字はカナの1.7倍打鍵するので、
打鍵数は20400。すげえな。

うち左手の負担は子音のみであるから、
1万は切る。
左手は人差し指と中指しか使わないので、
それぞれざっと4000から5000打鍵しているわけだ。
そりゃ対策しないとネズミも走るよな。

(手首小指側から肘にかけての腱鞘炎がひどくなると、
違和感が「走る」ような感覚になる。
きっと腱の収縮が、痛み以前のうまくいってない感覚なのだ。
ネズミが走る、と俗語で言われる。
テニス肘やピッチャーがよくかかるやつと同じ)

カナ入力なら、3000に抑えることが出来るのか…
こうしてカナ入力の研究がはじまったりして。
(ちなみにまずニコラを試してみたが、
親指シフトの連続時が慣れなくて挫折。
もとより俺記憶に自信がないので、配列を覚えられなそう。
押しっぱなしで連続シフト可能な飛鳥はまだ試していない)



ということで、「左右の手首の高さを変える」
アイデアは、検索の範囲では誰も試していない。
みんな左手の外捻りにどう対処してるのだろう。
(共通するワードがないから検索しにくい、
というのもあるよね)
posted by おおおかとしひこ at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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