という領域の話。
料理人は、暇なときに何をしてるんだろう。
暇だなあ、なんか作るか。
であってほしい。
あるいは、暇だなあ、研究するか、であってほしい。
和の料理人が洋食を食べに行ったり、
実際に厨房で再現したりするらしい。
大工はどうだろう。
暇だなあ、本棚でもつくるか、
みたいなことであってほしい。
技術を常に磨くこと。
新しい技術を研究すること。
実際に何かを作ってしまうこと。
逆に、
暇なんでしょ?クロスワードやってなさい、
と、好きでもない暇潰しを与えられたら、
そういう人たちは苦痛なのだ。
好きだからずっとやっていたい、
そういうものじゃないかな。
暇だなあ。なんかつくろ。
こういう人でなければ、
ずっとやってくのはとても苦しい。
よく俺、仕事の合間にてんぐ探偵書いたよなあ。
どうやって時間を捻出したのか、
今でもよく分からない。
暇があれば、なんかをつくれ。
それが何かの種になる。
種は沢山蒔いておけ。
発芽するのもあれば、発芽しないのもあれば、
途中で枯れるのもある。
花が咲くまでやるしかないのさ。
マンボウって一億個卵を産むんだって。
そのうち大人になるのは一匹ぐらいらしい。
一億分の一よりは、作品が花咲く確率は高いんじゃね。
365日、暇なときになんか作ってたら、
結構膨大になるよ。
勿論、リアルの体験も肥やしになるから、
リアルのキツイ体験をしてもいいぞ。
暇だなあ。なんか作るか。
そういう人だけが生き残る。
憧れだけでなにもしない人に比べて、伸びていく。
「精神と時の部屋」とは、日々のことだ。
2017年07月17日
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