昨日最高速記録を更新したカタナ式だが、
その秘密は配列にもあるけれど、
今バージョンから導入したショートカット集、
編集モードによる寄与も大きいと思う。
動画撮影時よりずいぶん慣れてきた編集モード、
その使い方の一端を記しておく。
以下「編集」表記は、変換または無変換キーとする。
キーバインドはqwertyでの表記。
1 アンドゥ(編集+h)
以前に記事化したけど、まじ便利。
「今入力したやつ、全消し」というコマンドになるんだけど、
次のどの段階でも機能する。
・入力中スペースキー押す前:今回入力分、つまり傍線が
ついてるところを全消し
・変換中確定前:ESCと同じ機能。変換過程の一個前に戻る。
変換文字確定したところ→変換前のひらがなに
文節確定したところ→文節未確定の全ひらがな状態に
全部ひらがなの時→全消し
・確定後:今回入力分の全消し。つまり一回前の確定時に戻る。
これをうまく使えば、入力がわやになったときに、
今のなし、と言えるようになる。
ヘタにBSで何文字も消していくより、
アンドゥ→もう一回入力、のほうが潔くて、
気持よく打てたりするものである。
あと、まだ記号をまちがって打ってしまったとき、
とくに「」や()や『』などの二個出力+↑だと、
BSで消しにくいので、アンドゥのほうが便利。
2 エンド(編集+b)
結構使う。文字修正をしたあと、
「現在入力中のところ」へ戻るときに便利。
編集+nの「確定して文末へ」と合わせてよく使う。
確定でエンターを押してしまったときも、
隣のキーでエンドに行けるように配置してある。
3 文末まで削除(編集+u)
とにかく消したいときよく使う。
ホーム(編集+t)と組み合わせても便利。
4 再変換(編集+m)と確定アンドゥ(編集+j)
ふたつの違いについては、今回のマニュアルに詳しく書いた。
とくに変換せずに確定してしまったときなど、
確定アンドゥ(文全体)または再変換(一文節のみ)は、
うまく使えば変換のやり直しがスムーズにいく。
だけど「」を打って台詞を書いているときは、
再変換だと」を変換しようとしてしまうので、
ラストの」を消してから再変換するといいかも。
5 文節移動(編集+k、,)
ちょっとした移動が↑↓より速くなる。
誤変換を直すときや、なにかを挿入したいときに、
移動が速いと便利。
何文字分移動するかは、
文字の羅列を見ていても予測できないので、
「編集+k」を連打して、
行きすぎたら「編集+,」で戻る、というのが現実的な移動。
もちろんマウスで行っちゃえばいいんだけど、
マウスに手をのばさずに使えるようになっておくと、
その分快速になります。
とりあえず、これだけ使えるようになれば、
そこそこの快適な編集ややり直しが可能になるのでは。
ミスタイプしないのが一番だけど、
考えながら打っている場合、そうもいかない。
考えを出すことのほうが、
ミスしないことより優先になると思うので。
ということは、ある程度の文字数では、
こういった編集キーにお世話になったほうが、
速く済むケースが定期的にある、
と思ったほうがいい。
この編集モード、この5つだけでもご活用を。
2017年07月24日
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