カタナ式の優位点は、アルペジオの多発による、
楽であることと速く打てることである。
結論だけ言うと、
日本語6.5文字に1回、直接アルペジオが出現して加速し、
うち4文字は、右手か左手が動かずに打てる楽が出来る。
日本語の出現頻度の参考を、
DvorakJPのページの統計をもとに計算。
117433文字の統計。ローマ字総打鍵数203984
うち、
アルペジオ二重母音 ai ei ouの出現率 4.3%
アルペジオ撥音 an onの出現率 2.7%
アルペジオ促音「っ」の出現率 1.7%(かな出現率から算出)
ということで、計8.7%の打鍵がアルペジオになるという計算。
ざっくりいうと、11打に1回、アルペジオが出現する。
11打で平均何文字ローマ字は打てる?
頻度的に平均1.7打で1文字打つので、
6.5文字に一回、直接のアルペジオ打鍵があるということになる。
6.5文字に一回、促音か、二重母音か、一部の撥音が来るということ。
(思ったよりあるね)
そのたびに、タラっと打てて、加速するということだ。
また、頻出二文字の打鍵のうち、
右手だけまたは左手だけで見た時のアルペジオは6割であった。
この時、加速することもあるけど、
楽に手を動かさずに打てることが要素としては大きい。
6.5文字のうち4文字が、
右手または左手の単独運指がアルペジオになるので、
その時はどっちかの手を動かさずに、
ことばを紡いで行ける、ということ。
これは、速くて楽だということだね。
ということで、最初にのべた結論になる。
そもそも、子音と右手のタイミングが、
アルペジオと同じタイミングで打っていくのが、
左右交互打鍵であると思う。
ちなみに、アルペジオ打鍵の部分を動画でよく見ると、
大体1F(1/30秒)で売っていることが分かる。
左→右の、子音→母音も同じくだ。
遅くても2F(2/30秒)で打ってるっぽい。
6.5文字のうち、母音でない文字は、
頻度的にいうと、2/3くらい、つまり4文字程度。
ということで、
カタナ式は、6.5文字を打つ間に、
だいたい5回くらいは、タランというアルペジオ音を聞くことになる、
という感じ。
あくまで理論上だから、
実際の打鍵動画を見ると、
アルペジオでいけるところでも考えながら打っているから、
毎回そうなっているわけではない。
でも、そんだけアルペジオがそこかしこにある、
結構特異な配列であると思う。
飛鳥配列はたしかにアルペジオが多くて、
なかなか面白いんだけど、
所詮かな配列の限界、
各キー同士の連接の濃さはローマ字の比ではない。
飛鳥の練習を終えてカタナ式に戻ってくると、
アルペジオの気持ちよさにびっくりすることが多い。
ということで、
その領域に皆さんおいでませ。
たのしいよ。
2017年07月27日
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