何度かやり方を変えてきた、
机の上で打つためのシステム。
最新版のメモ。
今回の工夫は、キーボードを奥チルトにするために、
クサビを使ったこと。
撮影現場では、いまでもブツをちょっと上げるときに、
木製のクサビ(単なる三角形の木切れ)を使っている。
たとえばカメラレールの水平を取るために、
地面の凸凹に合わせてクサビをいくつか入れたり。
それにヒントを得た。
三角形なら、上に上げる幅を常に調整出来るからだ。
理想の高さと角度を空中に先につくり、
その隙間にクサビを入れたら固定できる。
現場の知恵だね。
これまでは1センチ厚のウレタンマットを入れてキーボードを奥チルトにしていたが、
もう少し上げたいときにやりようがなかったのだ。
ということで100円ショップで、
硬質ゴム製のドアストッパーをみつけた。
ちょうどいい三角形のもの×2で、
キーボードの左右の下に挟めば、
自在に奥チルトの高さを調整できる。
机と椅子の関係は、
常にバラバラだ。
机に対する腕の角度は、違う机と椅子に座るたびに違う。
自分ちだけで書くわけではないので、
どこでも理想の高さと角度に調整できる、
三角形のクサビはとても使いやすい。
木片から自作してもいいし、
ゴム製のドアストッパーでもいい。
ゴム製だと机の上で滑らない効果もついてるよ。
(大抵溝も彫ってあるし)
ちなみに100円ショップで買ったそれは、
でかすぎるので、ケツの1/4を太いカッターで切り落として使用している。
最大高さ2.8センチ、奥行き9.5センチの直角三角形として、
利用中だ。
で、これにパームレストとして厚み1.5センチの板で、
手をリフトすると、ちょうどいい角度に手が入る。
使用キーボードはhhkb。
キーボードの高さによっては、
全然違う関係になってしまうので、
数値は参考値かな。
以前の奥チルトはほぼ水平だったけど、
今回の奥チルトは完全に奥の方が下である。
前滑りというやり方(詳しくはマニュアル参照)ならば、
とてもスムーズに打てる。
以前に比べてポコッという底打ちの成分が減り、
シャラッという半ば打ちの音が増えた。
指への負担が軽減されている証拠だ。
(底打ちしなくても打鍵を認識する、
無接点静電容量方式ならではの打ち方。
安いメンブレンやパンタグラフのキーボードでは、
必ず底打ちのためこれらの工夫は全く不要。
多少奥チルト前滑りの効果で、
指への負担は減るかも)
今のところ、
寝起きに手や腕がだるかったが、
ストレッチをすれば回復する程度の疲労具合。
流石に今日も1万字打つ原稿がないのだが、
毎日使えて、ようやくプロ仕様と言っていいのではないかな。
これからも耐久試験つづけます。
なお、「いん」「いー」「えん」「えー」が段越え運指になるのが、
ずっと気になっているのだが、
妙手が思いつかない。
あちらを立てればこちらが立たずになってしまう。
小指中段に「ん」を持ってくれば解決なんだけど、
指の数は増やしたくない。
ので、しばらくこの配列は固定かと思われ。
実はローマ字だろうがカナ入力だろうが、
熟達すればスピードは同じに収束するという説がある。
じゃああとは指への負担違いになると。
毎日1万字の労力が減るなら、
と思い飛鳥配列の研究継続中…
(一応ブラインドはほぼ出来るようになった。
まだ実用レベルのスピードではないが)
2017年08月04日
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