2017年08月15日

【カタナ式】指の戦闘力測定(第二回:トリル編)

QWERTYブラインドなんか出来るか!
→飛鳥配列やったら、QWERTYがちょっと出来るように!?
→QWERTYブラインドタッチ再開
→だがいまだ薬指と中指が分離してない
→sdを2回に1回レベルで間違う。klや、。を5回に1回レベルで間違う
→俺の指は不能レベルなのか?
→ピアノの指の分解練習に、トリル法がある
→基礎能力を測定してみよう(いまここ)


トリルとは、隣り合うキーを、隣り合う指で素早く交互連打すること。
ABABAB…と打つわけだ。
同段アルペジオ連打というわけだね。
(ゲームにおいてはピアノ打ちというやつだ)

これを各指で練習してみたところ、
異常に左薬指回りがキツかった。

もしかして俺、戦闘能力低すぎ?


運指とは、単独指のことではない。
ある指からある指への運びであるとすると、
○指→○指の運びにかかる時間(逆数を取ればスピード)
を測定しておくことは、
運指効率を考える上で決定的なことではないか?



測定法:
トリル50回にかかった秒数を測定。
キーではなく、机の上を指で叩くとした。
(同指連打も計測したが、手首や掌をどうしても使ってしまうため、
指単独の計測は諦めた)
以下、人差し指、中指、薬指、小指を、
示中薬小表記とする。

測定結果:
1/10秒単位、逆数(つまりスピード)、
相対値(最も遅かったスピードに対する倍数)を示す。

右示中 132 76 2.6
右中薬 151 66 2.3
右薬小 168 59 2.0(ここまで隣り合う指)
右示薬 176 56 1.9
右中小 275 36 1.2(ここまで一本飛ばし)
右示小 198 50 1.7(二本飛ばし)

左示中 149 67 2.3
左中薬 250 40 1.4
左薬小 286 35 1.2(ここまで隣り合う指)
左示薬 221 45 1.6
左中小 347 29 1.0(ここまで一本飛ばし)
左示小 235 43 1.5(二本飛ばし)


速い順。右左が見にくいので、★☆で右左を示す。

★示中 132 76 2.6
☆示中 149 67 2.3
★中薬 151 66 2.3(トップ3)

★薬小 168 59 2.0
★示薬 176 56 1.9
★示小 198 50 1.7
☆示薬 221 45 1.6
☆示小 235 43 1.5
☆中薬 250 40 1.4

★中小 275 36 1.2
☆薬小 286 35 1.2
☆中小 347 29 1.0(ワースト3)


直感通りだったこと:
トップ3をカタナ式で使っていた。
左手の能力が、示中を除いて圧倒的に低い。
左右の示中の開きより、
左右の中薬、薬小の開きのほうが大きい。
つまり、極端に左薬指が使えないという感覚は、
右の人差し指意識から見たもの。


意外だったこと:
人差し指さえ絡めば、他の指でもスピードがあがること。
ワーストは、薬指直接ではなく、薬指を挟んだ二本の指のトリル。
中小は、ダントツに辛い。
これは薬指がうまくどいてくれないからだと考えられる。

なお組み合わせ爆発を避けるため、同じ手のトリルとした。
違う手の違う指を計測すると、左右交互打鍵のデータが取れるだろう。



これ、どれくらい人によって違うんでしょうね。
少なくとも、
左薬指系は、
僕の意識が集まるところの人差し指系に比べ、
1/2.5の能力しかない。
指の節が3つあるとしたら、1個ちょいだぜ。

こりゃ障害者レベルだよ。
これが1.5とかに縮まらないと、
滑らかな打鍵は難しいんじゃないか?


ブラインドタッチがスムーズに出来る出来ないは、
この指能力の開きが関係しているんじゃないか、
と仮説を立ててみる。
ブラインドタッチ得意な人いたら、測定してみてください。
posted by おおおかとしひこ at 01:36| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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