昨日の測定の結果、
僕の指は2.6倍の開きがある二連接がある、
ということが分かった。
これは人によるのだろうか。
スムーズにキーボードで文字を打てるためには、
この開きが少ない、
つまり指の器用度のばらつきが少ないほうがいい。
僕の手は特に右人差し指に特化してきた。
絵を描くからだ。
たとえば幅1ミリに5、6本線を引ける程度には僕の右手の感覚はある。
絵描きじゃない人は、
ひょっとすると人差し指がもっと不器用で、
結果的に開きが少なく、
指のばらつきが小さくて、
ブラインドタッチが僕より容易に出来ているかもしれない。
僕は昔から手先が器用で、工作なんかも得意だ。
しかしそれって勿論右手が、だ。
手先が器用な人ほど、
左右の差が大きいから、指の差が大きいから、
実はタイピングが向いてないんじゃないかな、
と逆説を言ってみる。
理想の打鍵は、恐らく、
どの指からどの指へつなぐときも、
等間隔で打っていくことではないだろうか。
そうでないとリズムが崩れるからだ。
勿論言うときのリズムに合わせて、
速く読むところ(語尾や無声音部)は速く打ち、
ゆっくり読むところ(固有名詞や文意を確定する大事な部分)は
遅く打つ可能性もある。
だけど、基本BPMいくつ、みたいなのがあって、
それが加速減速しているだけだと思う。
それが、
ばらつきのありすぎる指ではBPMの基準値が決められない、
ということだろうね。
親指シフトでの、かなりの高速入力動画を見た。
https://www.youtube.com/watch?v=zJbP-kIzVXo&feature=youtube_gdata_player
自分の飛鳥では無理なBPMだと思った。
123文字/分だから、
カタナ式のトップスピード109文字/分より速い。
忙しさはあんまり変わらない印象を受けたけど。
(出来れば最初から最後まで見たかったなあ。
手首を浮かせたまま、結構ばたつくのね、ということが分かった)
カタナ式は、遅い指は捨てるという方針で、
全体のBPMを上げている仕組みである。
指のばらつきがある人ほど、
向いてる配列かも知れない。
余談だが、カタナ式を改名して、
「親指シフト」のような「打鍵システムのアイデンティティーを名前にする」
と思い、
「6式」(6本指式)というイカしたネーミングを思いついたのだが、
ワンピースに出てくる架空の武術名として先に使われてた。
くそお。また考える。
で。
このトリル測定を、全指の組み合わせを計測しとけば、
個人の指の連接スピードのプロフィールが出来るよね。
日本語連接頻度は統計的におおむね決まってて、
各配列の配指も決まっているから、
各連接の出現頻度×対応する配列のその人の指連接スピードを総和すれば、
「その人にとっての配列のスピード」が出るはずだ。
(親指同時打鍵や、段違いみたいなことは計算に入らない。
勿論、使い手の文体までは計算に入れられない)
僕はカナ配列やQWERTYローマ字や、親指シフトは遅くて、
カタナ式ならなんとか速く打てるという、
8本の指を持っている、
なんてことが分かるようになるはず。
興味のある方、そんな、
何配列に向いてるか診断スクリプト、
作ってみてください。
2017年08月16日
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