だいぶ練れてきて安定している、カタナ式公式の打ち方。
机の上にhhkbを置く。
1. 体の中心にQWERTYのHキー(高速カタナ式の場合。
ノーマルカタナ式だとGHの間)を合わせる。
2. スペースキー、変換キー、無変換キーは上下逆付け。
(この方が親指を前または横に滑らせやすい)
3. 手前にクサビを入れ、約1センチ上げる。
概ね奥のほうが低くなる。(奥チルト)
4. パームレストは高さ1.5センチの板。手首はベタ付け。
(浮かせてもよい)
5. 打ち方は、上から打つのでもなく、丸く手前に引っ掻くのでもなく、
猫の手みたいに丸くせず、
指を伸ばしぎみにして前に伸ばしたときに滑らせて打つ。
(前滑り方式。もしくは前撫で方式)
hhkbが底打ちのポコッという音がせず、
シャリッとした音だけが鳴るのが正解。
これで、押下圧を45gギリギリにできるので、
長時間打鍵でも疲労しない。
(底打ちしてるということは、押下圧が高く無駄があるということ)
ポイントは、3のクサビだ。
木製でもいいし、硬質プラでもいい。
僕はドアストッパーを3/4に切って使っている。
打つ机、椅子の組み合わせ、体調によって、
微妙に変わる打鍵感を調整するのに使う。
奥をどれだけ上げるか、下げるかを判断するには、
次の呪文をうってみてほしい。
「ていそんみょう」。
上段と下段と中段の調子をそれぞれ見ている。
1. 上段が遠いと感じたら、掌を前に出す。
(左右を対称にしなくともよい)
2. 下段が打ちにくいと感じたら、
クサビを抜くか入れるかして、手前の高さ調整。
指を畳んでしまうようなら手前が高い。
指を下に伸ばしてしまうようなら手前が低い。
長い指の中指合わせにして、
その後人差し指が辛くないか調整する。
掌の前後(パームレストの前後)とクサビの高さで、
ほぼ調整可能だ。
ピアノ椅子のように、
机の高さに合わせて座面をコントロール出来ない、
日本の普通の環境下で、
ベストの状態を毎回作るための工夫である。
これで家でも、カフェでも、違うカフェでも、
hhkbBTを持ち出して、カタナ式のベスポジが得られる。
(僕はサンワのインナーバッグに、
hhkbBT、パームレスト板、クサビ×2を、セットで入れている)
勿論、机と椅子の組み合わせによっては、
パームレスト、クサビのどちらか、あるいは両方ともいらない場合があるので、
まず水平おき、パームレスト、クサビの順に試すのがよい。
たかが打鍵にそこまで気を使う。
そりゃそうだ。
プロ仕様一日一万字打つなら、当然のケアだ。
明日も明後日も、毎日快調でいなければならない。
7000字までならいけることは分かっている。
そこからはまだ数回程度の経験なので、
もう少し長時間テストした上で、マニュアル化したい。
2017年08月21日
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