2017年09月05日

【カタナ式】五母音に音の高さを感じない?

これは僕だけの感覚かも知れないけど。
(僕は文字に色が見える共感覚があることは書いた)
五母音って、音の高さに差があるよね。


あを基準とすると、
い、えが高い音。
うは同じくらいの音。
おは低い音。

僕は文字からも、音からもそういう印象を受ける。
正確に言うと、文字のフォントによって高さが影響を受けるから、
多分脳内発声したときの音が基準かもしれない。


カタナ式の三段の母音は、
配列慣れしているマニアには、
わりと珍しいと感想を書かれた。

でも僕にとっては、少なくともそのほうが自然だった。
音に高さの高低があるんだから、
配列もそれに合わせるほうが直感的だと。

逆に言えば、
ほとんどの行段系において、
母音を同じ高さの中段に並べているのが、
僕には不自然に思えた。
(低い順、お<あ、う<い、えに並べているやつだけは、
好感が持てた。でも僕はピアニストではないので、
左から右へ高くなってるイメージが持てなかった)

運指が合理的になる、
とはどういうことだろう。
運指が打ちやすい、
とはどういうことだろう。

最短距離、最短エネルギーなどの物理的最小化もあるけど、
脳が自然に思うものを指がなぞる、
こそが最も直感的だと、
僕は思ったのだ。

それには客観的指標がないから、
僕一人の思い込みであるかも知れない。


しかしながら、
その直感に従うと、
二重母音や連接がとても打ちやすくなった。
その後何度か更にいい連接の配列を思いついたのだけど、
改訂しないのは、
直感的な配置だと僕は考えているからだ。

ちなみにその合理配列をさらす。

 おY
うあん
いえー

Youの三連アルペジオの気持ちよさ、
三大頻出二重母音、あい、えい、おうが全て外→内のアルペジオになっていること、
撥音へ続く運指が全てアルペジオなこと、
長音へ続く運指が「おー」以外アルペジオなこと、
頻出300二連接においての段越えの発生の低さ、
これら全てが現状より上回った配置である。

しかしながら、
あが中指になってしまうことがどうしても馴染めなく、
さらに馴染めないのが、
五母音の音の高さだった。

これらが気にならない人は、
カタナ式の定義ファイルをそのように改造してみるといいかもしれない。


何が合理か?
数字で計測できない、人の気持ちよさとかなにか?
速くても気持ち悪いのは是か?
そもそも、書いてて気持ちいい、快速、快適とは、
どういうことなのか?

この辺のバランスについて、
あまり議論がないのかなあ。

「よろしければ配列について教えろ」と、
月配列、飛鳥配列についての、
2ちゃんの過去スレをようやく読破した。
僕が実戦で戦っている間、こういうことをしてた人がいたんだなあ、
と、配列道ブームに遅れたのが悔しい。

ちょっと月2-263か新JIS始めようかなと誘惑されている。
SandSにはもうすっかり慣れてるから、センターシフト新JISかなあ。
でもまた薬指小指が動かなくてだめだろうな。

僕はある種の共感覚持ちで、
文字が色がついて見える。
だから配列表がモザイクタイルに見えるんだよね。
だからそれがきれいじゃないやつが、
いまいち覚えられない。
飛鳥は合理を知りたいために無理矢理やったが、
指の力足りず挫折した。

カタナ式の母音は、配色もきれいだし、
音の高さ通りになっていて、とても気持ちいい。

で、子音はどうだろうと見てみたら、
実は子音に音の高さは感じなかった。

音の波形で見ると、
子音は一瞬で、そのあとに続く母音の時間のほうが長い。
そのせいか、子音に音の高さ成分は僕は感じない。
(Nは低く、Sは高いような気はする)
子音が無声音、母音が有声音(声帯を震わせるかどうか)
ということも関係しているかもね。

勿論これだけ音のことを考えるのは、
カタナ式がローマ字という、音で打つ方式だからかも知れない。
カナ入力では、今のところの僕の経験では、
脳内発声を伴っていないから、事情は変わるかもね。

(いや、文字についている色は、
ある程度音と相関がある可能性がある。
こんど80色表つくってみるか…)
posted by おおおかとしひこ at 16:53| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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