2017年09月13日

【カタナ式】「指がしゃべる」には秒5.7打

ローマ字換算。いけんちゃう?
ちなみに昨日、秒5打に乗ったよ。


ずっと、親指シフト(ニコラ配列)が主張する、
「指がしゃべる」という状態を体験したいと考えている。
あくまで比喩なんだろうけど、
それは分速200カナ以上らしい。
(240という表記もあった)


ローマ字はカナ入力の1.7倍打鍵数が多いということを計算に入れると、
200/60*1.7=5.7打/秒
(240/60*1.7=6.8打/秒)
という計算がなりたつ。

6.8はしんどいけど、5.7なら行けそうな気がしてきた。

タイプウェルではトップスピードとボトムスピードも出るが、
僕のは、打/秒変換をすれば、8〜2.8打/秒である。
まあ行けそうやな、という感じだ。


実際のところ、打鍵速度をあげるには、
二つの要素があると思う。
トップスピードをあげること
ボトムスピードをあげること
だ。
トップスピードがいくらあがっても、
ボトムが遅ければ平均は下がる。
(ボトルネック。高速道路の設計と同じ)
トップを落としてでもボトムをあげればいい。

タイプウェルはそういう数値的なチェックをするのに役に立つ。
こればっかやってても伸びないので、
普段別の練習をしていて、
ときどきチェック用に打つのがいいかなということが分かってきた。


で、ミスタイプ数を見ると、40から80くらいはミスしていることがわかる。
これは、「速いかも知れないが汚い打鍵」だ。
(mwは二文字ゆえ必ずミス1回が計上されるので、
実質のミスはこれより少ない)
タイパー界隈ではノーミスすら目指すというのに、
この打鍵の汚さはなんだ、ということを自覚したわけだ。

無意識に文字を書いていきたいときに、
いちいちBSしないよね。
これは思考のノイズになる。
ということで、きれいな打鍵を目指す必要性が出てきた。

中国拳法の教えに、
「最初は大きく、次に小さく」というのがある。
大きく雑には出来るようになってきたから、
次は凝縮して精密にする段階であるということだ。



で、色々と文章を書いているうちに、
左手のミスが多いことに気づいた。
子音から子音のミスが目立つと。

頻度順に連接を打ちやすくしたがゆえに、
レアな子音連接は打ちにくくなっている。
HSとかRHとか。
「はず」とか「なるはず」をミスって、
そういうことに気づいた。
(人差し指が伸びて、中指が縮む形は、
とても打ちにくい。右手だと「あん」の形)

ということは、
レアな子音連接を練習すればいいわけだ。
そういうドリルを作ろうかと考えている。
アルペジオ促音もたまに迷ったりするので、
これも左手強化ドリルに含めて作ってみたい。


メジャー連接を打ちやすくするのは、
21世紀の配列設計の基本だろう。
カタナ式はそれらをほとんどアルペジオにまで昇華した。
しかし、その配列が苦手とするマイナー連接を練習しないと、
「その配列のマスター」だとは言えないよね。

指がしゃべる領域まで、
あとちょい。
ミスさえ減れば到達できる速度だ。

トップスピード自体は器用さの限界があるかもだけど、
ボトムは理性で上げていける。
地味な努力だなあ。
posted by おおおかとしひこ at 13:20| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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