2017年09月24日

永久不滅のレベル、人に出せるレベル、友達で見せ合うレベル

かつての日本映画やドラマやテレビやCMは、
永久不滅のレベルを目指していた。

それがどこか人前に出すギリギリのレベルに落ちてきて、
最近は友達で見せ合うレベルになってきている気がする。

志と予算の、両方のせいだと思う。
また、YouTubeなどで友達で見せ合うレベルの映像にたくさん触れているため、
逆に永久不滅レベルのことを知らずに、
友達レベルで映像を作ってしまうからだと思う。

イマジナリラインという言葉をしってるか。
客席の舞台の仕切りを意味するラインのことだ。

いま、客席も舞台もなくなってしまって、
素晴らしいものをちゃんと金かけて作り、
それにお金を出してみんなが大切にする、
という文化が、消えつつあるような気がする。

残るのは、友達で見せ合うレベルの映像やストーリーか?
なんだよ、中学の時みんなでマンガ描いてた昔に逆戻りかよ。

志は高く持て。
中学レベルのストーリーなんか書いてんじゃねえ。
posted by おおおかとしひこ at 14:53| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。