オープニング100選、
ラストシーン100選が揃ったら、
次に何をする?
ミッドポイント100選?
ちがうね。
まずすることは、
「そのオープニングとラストを繋げる線を考える」
ことだ。
ベストのオープニングからはじまって、
ベストのラストで終わるなら、
それは最高の話じゃないか。
じゃあそういう話を考え付けばいいんだ。
100×100で一万通りつくれるぜ。
全部作れるとは限らないが。
つまりこれは形を変えた三題噺だ。
オープニングラスト固定で、
たとえば主人公を決めてしまえば、
ほとんど三題になるだろう。
沢山ネタがたまっているだろうから、
自由に発想していい。
本質を変えなければ、
オープニングやラストのビジュアルを変えてもいい。
とにかく、ストーリーとしてそうなるものを考え付くといい。
これは、訓練していないとなかなか難しい。
そうだな、ぺら一枚、400字から1500字程度に、
プロットとして書いてみるといいよ。
さて。
さらに「線」を研究しよう。
そのベストのオープニングは、
どういう線をたどってそれぞれのラストシーン
(ラストシーン100選ではないその映画のものだろう)
にたどり着いたのか、
軌跡を俯瞰してみよう。
逆に、そのベストのラストには、
どういうオープニングからどういう線をたどってそこに着いたのか、
それぞれの映画で研究しよう。
三題噺として作った、
何十本もの習作と比較してみよう。
遜色なければ、あなたは名作のプロットをものにしたかもしれない。
書いてみるといい。
2017年09月29日
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